お知らせ
2016.9.13にキックオフミーティングを行います
September 2, 2016 10:11 AM
Category:シンポジウム, 終了イベント
本年度より、新学術領域研究「植物新種誕生の原理 -生殖過程の鍵と鍵穴の分子実態解明を通じて-」(略称「植物新種誕生原理」)が採択されました。領域HPも9月1日から本格稼働を開始しました。今後、この領域の情報発信を当HPから積極的に行って行きます。よろしくお願いいたします。
本領域は被子植物の種の壁を形作る「鍵と鍵穴」の分子実態を解明し、種の壁を超えた受精による新種誕生をめぐる原理を探求することを目的としています。研究内容や構成につきましては、当HPの概要や研究組織を参照頂ければと思います。また、最新の情報・研究成果は、お知らせや研究経過からご覧頂けます。
さて、この度、領域の発足により、来る9月13日(火)に名古屋大学にてキックオフミーティングを行うこととなりました。領域全体のコンセプトや計画研究の紹介、平成29年度の公募研究の募集に関する説明を行います。
参加に際して事前登録・参加費用は必要ありません。ぜひ、多くの方々のご参加をお待ちしております。
<画像クリックでポスターのPDFファイルをダウンロード頂けます(size: 3Mb)>
新学術領域研究「植物新種誕生原理」キックオフミーティング
・日時:
2016年9月13日(火) 11:00 ~ 15:30
・会場:
名古屋大学 理学南館 坂田・平田ホール
http://www.nagoya-u.ac.jp/access-map/higashiyama/congre.html
・参加無料・事前申し込み不要
・プログラム:
11:00-11:30 領域代表挨拶
東山哲也(名古屋大学・トランスフォーマティブ生命分子研究所)
11:30-12:00 受精における種間障壁のメカニズム解明とその打破
東山哲也(名古屋大学・トランスフォーマティブ生命分子研究所)
(昼休み)
13:30-13:50 花成ホルモン・フロリゲンを起点とする花形成の「鍵と鍵穴」相互作用の解明
辻 寛之(横浜市立大学・木原生物学研究所)
13:50-14:10 初期受粉過程における種間障壁の分子基盤解明
高山誠司(奈良先端科学技術大学院大学・バイオサイエンス研究科)
14:10-14:30 生殖をモデルとした植物ホルモン機能拡張
上口 美弥子(名古屋大学・生物機能開発利用研究センター)
14:30-14:50 ハイブリッド新種ゲノムが有するオミクス適応能の包括的な解析
瀬々 潤(産業技術総合研究所・人工知能研究センター)
14:50-15:10 複二倍体種形成時の受粉・ゲノム安定性に機能する「鍵と鍵穴」因子の解析
渡辺正夫(東北大学・大学院生命科学研究科)
15:10-15:30 胚乳における種の障壁:エピゲノム制御の鍵分子機構
木下 哲(横浜市立大学・木原生物学研究所)
15:30-15:45 公募研究募集説明
東山哲也(名古屋大学・トランスフォーマティブ生命分子研究所)
16:00-18:00 ミキサー(参加費 500円)
今後とも、新学術領域研究「植物新種誕生原理」をよろしくお願いいたします。
新学術領域研究「植物新種誕生原理」領域代表
名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所
東山哲也
領域事務局
横浜市立大学 木原生物学研究所
辻 寛之
広報
東北大学 大学院生命科学研究科
渡辺正夫