東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

中間報告 杜邦 (工:杜邦)

2015年11月18日 (水)

ほうれん草の支柱を立てました。

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 こんにちは、工学部の杜邦と申します。

 申し訳ございませんが、前回の更新では中間発表の参加を言いませんでした。今回報告なしで直接中間発表をさせていただきます。

 まずは今までのほうれん草とレッドキャベツの成長過程をまとめて、報告したいと思います。

ほうれん草

十月八日   種まき

十月十日   芽が出た

十月十二日  鉢に植えた

十月十五日  子葉が出た

十月二十五日 本葉が出た

十一月二日  徒長による茎の折れ

十一月四日  二対目の本葉

十一月十六日 三番目ほうれん草の三対目の本葉

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レッドキャベツ

十月十八日  種まき

十月二十四日 芽が出て成長中

十一月六日  気付かないうちに根がカビった

十一月八日  種を撒きなおし

十一月十七日 まだ成長中

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 ほうれん草の成長の詳細は、前回のブログの更新までは書いておきましたので、十二月二日までの部分は省略させていただきます。今は、晴れる日には、昼にほうれん草を外に移し、太陽光が直射できるようにし、夜や晴れない日には、室内に移します。十一月十七日までは、ほうれん草一番は茎折れから回復したばかりで、ほとんど成長していないが、ようやく二対目の本葉が少し出ました。二番は順調に成長し、一対目の本葉は5.5センチまで成長しました。二対目の本葉も出ていて、成長しています。ほうれん草三番の成長状況は一番いいです。二対目の本葉は4センチで、三対目の本葉も出ていて、一センチまで成長しました。

 また、前はすでにつもりがあったが、支柱立てはいつも忘れて、ついに十月十七日の夜に、割箸で支柱を立てました。

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(十一月十一日 10:09 自宅)

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(十一月十六日 1:05 自宅)

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(ようやく復活した一番目のほうれん草 十一月十七日 8:31 自宅)

 一方、レッドキャベツの栽培は、完全に失敗しました。一センチまで成長してから、十日たっても目立った成長がなくて、「本当に大丈夫か」という疑問で観察したら、根の部分が完全にカビってしまいました。今は再栽培していますが、なかなか成長が遅いです。

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(十月二十四日 23:36 自宅)

 このとき、レッドキャベツはまだ正常に成長していますが、

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(十一月二日 0:15 自宅)

 写真通り、約十日たっても、目立った成長がないです。

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(十一月六日 8:20 自宅)

 観察により、レッドキャベツの根が完全にカビってしまいました。

 十月八日で、新たな容器を作り、種を撒きなおしました。

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(十一月八日 22:43 自宅)

 しかし、種の成長速度はまだ遅くて、しかも容器の中には、また少しカビが出ました。

 根が長くなって、根毛も観察セれましたが、本体はなかなか成長しないです。

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(十一月十七日 8:27 自宅)

 今はハサミでカビがついているティッシュを切り取って、続いて状況を観察しています。

1.一番驚いたこと

 この展開ゼミを通じて、植物の発芽や成長を観察し、一番驚いたのは、「植物の強さと弱さ」であると思います。いわゆる「命の無常」です。今までの栽培の過程で、ほうれん草は最初すごい勢いで成長しましたが、それはただの徒長で、いきなり茎や葉が折れました。特に一番目のほうれん草、一番大事な茎が折れて、成長がほとんど止まり、枯れ寸前になったのに、太陽の直射や肥料を吸収し、再び成長し、二対目の本葉も出ました。一方、レッドキャベツはいつも問題なさそうが、気付かないうちにカビによって、枯れて栽培失敗になりました。今のレッドキャベツの栽培再挑戦も、うまくできるかどうか、すごく心配しています。

2.感心した記事

 畠山さんの記事について、割箸でほうれん草の周りに添え木のとき、大変参考になりました。(畠山さんは爪楊枝で添え木しましたが、渡辺先生の「少し背丈のある、割り箸など、検討してみて下さい。」というコメントを参考し、最終割箸で添え木をすることにしました。)

 また、素人二号さんの記事にも、アルファルファの栽培の部分で、「あ!このようにスプラウトすることもできるんだ!」と、驚いて、すごく勉強になりました。レッドキャベツの再栽培は頑張りますが、もしまた失敗すれば、その方法を使ってみたいと思います。

 そして、竹本さんの記事で、レッドキャベツの「小さな毛」が記述されて、「それは身体を支え、表面積を広げるためです」という記述から、根毛という存在、そして、その作用について、勉強になりました。一回目のレッドキャベツ栽培は、カビのせいで失敗したため、再栽培の時、初めて根毛を見たとき、「もしかしてそれもカビですか?」と、すごく心配して、その時竹本さんの記事を読んで、それは根毛であることが分かって、安心しました。

 最後、少し悲しいことですが、同じくほうれん草を栽培している人もいますが、記事を読んで、ほとんど発芽したばかりの状態であり、自分のほうれん草と同じの成長段階ではなくて、参照できなく、いつも「自分のほうれん草は大丈夫かな」と、心配しています...

3.参考になったコメント

 渡辺先生からのコメントからすごく勉強になりました。十月十九日の記事のコメントから、どのような写真がいいのか、どのような記事は合格な記事なのかなど、いろいろ勉強しました。

4.これからの目標

 この基礎ゼミに参加してから、すでに40日ぐらいが経ちました。開講した時の「週一回のゼミより毎日のゼミ」という言葉が強く印象残っていますが、慙愧しながら、毎日観察しますが、違いをきちんと記録することはこの前半の部分では、できませんでした。最終発表までまだ一ヶ月ぐらい残っているため、この一ヶ月の中で、ちゃんと毎日の観察結果を記録したいと思います。科学者としての記録力、文章力、観察力を養い、それらの記録を基づいて、合格な発表を作り出したいです。

コメント

工学部・杜さん

遺伝の渡辺でございます。中間報告でのホウレンソウ、レッドキャベツのスプラウト。いずれも栽培に関しては、かなり苦戦されているようですね。最初に文章でまとめて、その後に写真を出されていましたが、うまく時系列での説明と写真を近い位置に入れて上げれば、読んだ人にやさしい生地になると思います。是非、次回以降の投稿では、そんなことを気にかけて下さい。

毎日の観察でなにをtargetにするのか、その時、どんなことに気がついて、なにを写真にするのか、それを数日~1 weekほどまとめて、投稿するようにしてはどうでしょうか。これを続けることが、大学、その先での様々な活動の基礎となると思いますので。次回以降の投稿を楽しみにしております。

わたなべしるす

旧展開ゼミ