東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

ミズナの今まで①(農:田阪初音)

2016年11月 4日 (金)

お久しぶりです。農学部1年の田阪です。決して、この展開ゼミのことを忘れていたわけではないのですが、学祭準備に追われ、2週間ぶりの更新になってしまいました...言い訳ですね。他の人の記事を見ることも疎かになっているのですが、中間発表までにもう一つ記事を書くことを目標にします。

今回は書けるところまで書きます。

冒頭の写真はミズナの今の様子です。ちょっと味見してしまったので、葉が減っています。

ミズナは植え替えてからの記事を全く書いていなかったのですが、おとといに少し食べてしまいました。葉が固くなってきたので、生食なら今かな、と思ったのでサラダに入れました。


☆ミズナ

7日目(1014日 815分 室温19度 湿度54%)

田阪初音ー11月4日ー1枚目.jpgのサムネイル画像

子葉が出てきました!かわいいです。

10粒蒔いたものの、たった4つしか芽がでませんでした。そんなに深く埋めたつもりはないのですが。

ただ、考えたのは、浅く埋めすぎて、水やりの水圧によって、種子が流されてしまった可能性があるように思いました。なぜなら、埋めたはずのない位置から芽が出ていたからです。

ミズナの種まきは「1cm程度の溝を作って」と多くのサイトに書かれていたのですが、このゼミの最初のガイダンス時に「1cmも埋めたら芽がでない」というように聞いていたので、5㎜以下くらいにして、ふわっと土を被せました。埋めなさすぎても、根が張りにくいという問題が生じるのではないかという仮説を立てました。どうすれば良かったのかわからないのですが、とりあえず芽が出たので間違いではなかった、と思うことにしました。

今日は比較的土が湿っているので、水やりはお休みにします。水やりの頻度については、開田さんの記事へのコメントを参考にしました。


11日目(1018日 832分 室温20.5度 湿度73%)田阪初音ー11月4日ー2枚目.jpg

(写真にスケールをつけるべきでした。反省です。)

この時点で、明確な成長差が出始めました。概して、"ミズナ"のプレートから時計回りに良成長です。ちなみに、陽は画面右から下にかけての方向から良く当たっています。

平岩さんを見習って、番号を振ることにします。

プレートの側にある一番成長の良い株から時計回りにⅠ,,,,,Ⅵとします。(カイワレダイコンと区別するためにローマ数字にしました。)

ⅠとⅡについては、小さいですが本葉が出てきました。

Ⅳは4日も経つのにほとんど成長していない、という印象です。

ⅤとⅥは7日目にはなかったのですが、新たに芽が出た株です。

今日は土が乾いていたので、たっぷり水やりしました。


13日目(1020日 外気温15度 湿度52%)

前回の記事と同じ写真です。

田阪初音ー11月4日ー3枚目.jpg

Ⅰの本葉が大きくなりました!

ミズナらしい葉です。サイトによると、ミズナはアブラムシがつきやすい(HORTI「水菜の栽培方法!育て方のポイントは?」)ということだったので、これから冷え込んではくるものの葉の裏の虫に注意する必要がありそうです。

今日は水やりに迷ったのですが、やらなくても乾きそうなので、少しだけ水をあげました。

(ちょうど前半ということで、ここまでにします。)

ラボスタッフ・オガタさんへ

前回前々回の記事へのコメントありがとうございました。エアコンをつけていないうちは室外機の上に乗せていたのですが、最近冷え込んできたので、昼間も室内の比較的日当たりの良い場所に置いています。

それから、記事は読みやすさを追求して見たのですが、自分の文章を読み返してみて、もう少しまじめに書こうと思いました。

コメント

農学部・田阪さん

 遺伝の渡辺でございます。ご無沙汰でしたね。2 weeksぶりでしょうか。田阪さんも学祭ですか。みんな、あれもこれもたくさん、すごいです。という、渡辺は、学祭当日は、日曜日午前の模擬講義でした。

 最初の写真を見る限り、ミズナらしい形態になってきましたね。忙しくても、管理できていたのではないでしょうか。他の方の記事とそのコメントを参考にして、これからの肥培管理に活かして下さい。味見する前の写真があれば、よかったですね。before, afterとして。。。植える深さと根っこの張り方。考えましたね。確かに、大事かも。。。それよりも、水管理の方が大事と思います。生長してきたら、深く根っこが伸びるために、水を控える、それの方が重要かと。F1 hybrid種子の割には、発芽の所から、生長にばらつきがあるのは、不思議ですね。。。そろいはよいはずなのですが。コマツナを栽培している方の報告と比較すると、本葉の形態がかなり違うのが、わかるかと。そんな風に、他の方の報告を見てみて下さい。スケールをつけたり、色々なことがヒントになるはずで、それも、この展開ゼミの大事なポイントですから。

 今回は、渡辺が時間があったので、コメントしましたが、時間が取れないときは、スタッフのオガタくんがしてくれると思いますので。参考にしてみて下さい。


 わたなべしるす