東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

植え替え(農:小澤麻未)

2016年11月18日 (金)

~ミニ白菜・ハツカダイコン~

前回の記事のコメント(子葉が出るのを待つのでは遅い)をいただいて急いで鉢へと移し替えました。写真は植え替えを行った日(10月24日 室温18℃、湿度59%)から三日ほどたったものです。


20161118165540-c134dd190388aeec26c7df8c1ecf2487ca3fb11b.JPG(ミニ白菜...10月27日撮影 室温20℃、湿度58%)

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(ハツカダイコン...10月27日撮影 室温20℃、湿度58%)

ハツカダイコンは徒長気味です...。(というより徒長してます)野菜を育てる環境としてはベランダか室内の二択なのですが、外は気温が低いため室内を選択し、段ボールに鉢を入れ窓側に置き日光が当たるように調整して育てていました。ですが、ハツカダイコンの子葉以外の葉が出ないまま(茎頂にも本場のようなものは見られない)とうとう一番長いもので4.4cmに到達してしまいました。温度と水管理には問題はなさそうなので光不足が原因ではないかと考えられます。実際に鉢をおいた窓側は東側なので午前中以降は陰ってしまいます。そこで開田さんの記事を参考にしてデスクライトで光の補強作戦に出ることにしました。光条件が弱くなる午後を中心にデスクライトを当てます。また今はハツカダイコンだけですが、同条件の白菜にも徒長が起こることが考えられるためハツカダイコンと白菜の両方にデスクライトを当てることにしました。徒長がとまり、早く本葉を出してくれることを信じたいと思います。


~レッドキャベツスプラウト~

前回のブログのコメントを受けて、全ての種が水に浸かるか浸からないか程度に追加するだけで栽培を続けています。また嫌光性であるため、観察や水やり写真撮影のとき以外は段ボールの中に入れて暗条件で栽培しています。前回のブログの際は発芽率8割程度でしたが、写真撮影時は9割弱といった感じでした。背丈の高いものでは4.2cm程です。カビ発生や水管理に注意して栽培を続けていきたいと思います。

20161118171719-c76235fb0a2380f2cd35a14cc21c11ed0977a82a.JPG(レッドキャベツスプラウト...10月26日 室温19℃、湿度58%)

コメント

農学部・小澤さん

 遺伝の渡辺でございます。ハツカダイコン、レッドキャベツスプラウト、いずれも10月終わりのdataですね。徒長など、コメントが可能ですが、現時点での3週間くらい前のdataですので、現在の改善につながらないのが、残念ですね。時間軸が逆になってもよいので、まず、現状を投稿してみてはどうでしょうか。それから、時間軸をさかのぼって、あのときの写真は、こういう理由だったのかと、考えながら、記事を書くとか。こちらとの双方向と言うことの意味を考えてみて下さい。

 そんな次回作を楽しみにしていますので。


 わたなべしるす