ハツカダイコン、絶賛 徒長中!そして間引き(6日目)(教:阿部美里)
2017年10月12日 (木)

こんばんは。昨日からの連投失礼します。教育学部の阿部美里です。
上の写真は10月10日(火)AM7:20(室温21.8℃、湿度65%)のハツカダイコンです。葉が緑っぽくなり、とても伸びています。一晩だけで成長が早くて驚きです。一つ茎(この時は茎だと思っていましたが根です...)が赤いものがあって、赤い実になるのかとワクワクしています。
シャーレで育てている一つも茎が少し赤く、葉が緑になってきました。
この日のPM0:20に土の表面全体が濡れるくらい、植木鉢に水をやりました。
そして、10月11日(水)AM7:10(室温20.9℃、湿度64%)さらに伸びています(この時の私はまだこれが徒長だと気づいていません)!緑の二葉が少し開いてきました。4~5㎝くらいです。割りばしで水分量のチェックができると聞いたのを思い出し、割りばしを土に入れてみました。土がくっついてきたので水はあげませんでした。
ちなみにシャーレの一つも二葉が開こうとしていました。可愛いです。
そして、この日のPM11:10(室温18.7℃、湿度75%)、一回目の記事投稿が終わり、昨年の先輩方の記事を見ていると...私のハツカダイコンと全く違うことに気が付きました!全長2㎝くらいですでにしっかり大きな二葉が開いています。私のは徒長していました!もう大きいものは7㎝も伸びています。徒長の原因は水分過多、栄養過多、栄養不足、密植、日照不足だそうです。一度も外に出していないので日照不足が一番の原因だと思われます。とりあえず夜なので土寄せして寝ました。
それから10月12日(木)の朝、昨年の開田さんの記事を参考に、デスクライトをつけっぱなしにして登校しました。
そして同日PM5:40(室温20.9℃、湿度61%)、帰宅すると...デスクライトのおかげで、小さいですが子葉は開いてくれました。いただいたアドバイスのようにできるだけ土寄せもしました。しかし、茎が開いている部分の下の根の部分が、3~5㎝も土の上に伸びています。ここが実になるのですよね。全長は4.5~8㎝もあります。開いた茎の間にはものすごく小さい本葉が見えます。これはもう手遅れでしょうか...。すでに自立が難しそうなものも出てきました。徒長の原因に密植もあったので、間引きをしたほうがいいと思いました。間引きは根を傷つけないよう根元から切ると聞いていたのですが、そこからまた生えてくるのではと心配していました。しかし、そこから新しく生えてくることはないようです。
さっそく6本中3本を間引きしました。徒長しすぎているものを3本、土寄せしていた土をどかして根元からはさみで切りました。間引きした3本は夕飯にしました。一本は洗ってそのままいただきました。少し辛みがあって美味しかったです。残り2本は(インスタントの)味噌汁に入れました。味はよくわかりませんでしたが、葉が柔らかくなって美味しかったです。輸送時間一分以内でとても新鮮でした。
間引きした後の植木鉢です。広くなったのでまた土寄せしました。全長5㎝、本来土の中にあるべき部分は2.5㎝ほどです。あまり等間隔ではありませんが、比較的良さそうな3本を選抜しました。間引きしてしばらくしてから、切った茎の切り口を見てみると、水滴が出てきていました!
見えにくいかもしれませんが...。ちゃんと根から水を吸っていたことが分かります。
ちなみに、今日帰宅してシャーレの中をのぞくと、必死でデスクライトの光を求めるハツカダイコンがいました(シャーレは別の机の上に置いていました、カイワレダイコンは徒長していいので)。可愛すぎました。こちらは段ボールに入れ、その段ボールを押し入れに入れることにします。
それではまた次回。失礼します。
コメント
教育学部・阿部さん
こんばんわ。遺伝の渡辺でございます。連投、感動です。dataをため込まないで、できるだけ、今の状態を報告できるようにしてみて下さい。というのも、それに対して、こちらから「啐啄(そったく)の機」で、タイミングよくコメントできますので。前回の投稿で「実」と書いてあったので、その部分の意味が分からなかったのですが、ハツカダイコンの肥大して、食する部分ですね。肥大しているのは、茎と根っこがつながったものです。ハツカダイコンでは、わかりにくいかも知れないので、スーパーでダイコンを見つけたら、ダイコンの肥大した部分を見てみて下さい。側根がはえていた部分がちぎれて「穴」になっているが「根っこ」です。それより上の穴がない部分が「茎」が肥大したということです。ハツカダイコンの収穫の時、是非、それを実感してみて下さい。
徒長をしていることに皆さん、苦労していると思います。今朝、誰かの記事に書いたとおり、スタッフのオガタくんもそれなりに徒長すると、ダイコンの場合。その意味で、土寄せをしているのは、がんばっていると思います。あと、1点。水を控えること。講義でも話をしたように、子葉が展開したら、水を控えること。今日もほとんど晴れていません。この後、数日は雨も降るとか。かわいそうに思うかも知れないですが、水を控えること。去年、水管理がよかったので思い出すのは、農学部・内野さんです。ブロッコリーの栽培で、この写真はかなり乾燥しているなと。是非、他の方もと書いたような。。。土寄せで土が足りないとき、もちろん、研究室に取りに来てもらってもよいのですが、100円お店のようなところでも手に入るとか。水を控え、土寄せの工夫をしてみて下さい。そうそう、植物体の周りに土を少し追加して、植物体の周りを少し押さえる、これで、茎の部分が土の中に少し埋まると思いますので。
あと、置く場所は窓際がよいです。太陽光に勝るものはないですから。弱光は徒長を促進しますので。。。もちろん、外にベランダがあるようであれば、是非、出して下さい。間引いたときに、はさみで切ったところから、水があがっているのを観察しているのは、よいですね。今は、小学校でヘチマを栽培しても、茎を切って、一升瓶に「ヘチマ水」を集めることはあまりないようですが、根っこから水を吸い上げているというのを実感できる瞬間だと思います。光に対する反応を含めて、色々なことをこれからも観察して、uploadして下さい。そうそう、ハツカダイコンの種子はまだあるようであれば、身の回りの容器に土を入れて、もう1度、やってみるのも1つですね。もちろん、植木ばちをgetすることも。色々なことを考えて見て下さい。
わたなべしるす
PS. 最初は農学部・菅原さんでスタートして、次は宮城一高・佐藤さん。ここに来て、教育学部・阿部さんが2回目に。これまでにtotal 16名が記事をuploadです。あと4名の方々、しっかりがんばって下さい。