間引きと植え替え(工:田村秀人)
2017年11月19日 (日)

11月19日ハクサイ、ロマネスコともに順調に成長しだんだんせめぎあいをするようになってきたので植え替えをしました。
ハクサイは葉っぱが5枚から6枚、ロマネスコは4枚から5枚出ています。ここで一つを残してすべて間引くのは心苦しかったので新しい鉢に植え替え様と思ったのですが、新たな鉢を置くスペースもあまりなかったので省スペースな鉢を自作しようと考えました。
牛乳パックを切って重ねるだけという簡単なものですが開け口をホッチキスで止めるだけにしておくとちょうどいい具合に水が下に落ち、かつ土はこぼれないという優れもの。参考
根っこを傷つけないように気を付けてハクサイ、ロマネスコともに移植しました。
ロマネスコは保険のために鉢のほうに2株残しました。
間引いたものの根の長さを計ってみるとハクサイが4.5センチロマネスコが6.5センチありました。いつの間にかロマネスコのほうが長く成長しているのは驚きました。やはり土寄せの効果があったのだと思います。間引きしたものは夕食の親子丼の彩にしました。
また、今日は雪がちらつくほど寒く、部屋の中といえども13度しかなかったので保温としてジップロックをかぶせました。
コメント
田村さんこんにちは。
いやあ、見事な栽培ですね! 素晴らしい成長です。特にロマネスコは当研究室で植えているものよりむしろ大きく育っています。こういう方がいるのでは、こちらも恒温室を使ってドーピングすればよかったかな、と悪のことを考えてしまいます。
移植も適切で、鉢もありあわせのもので上手に作られました。土は確保していたのでしょうか。
間引きも有効活用されているようで何よりです。親子丼の彩りですか。確かにキャベツ類を親子丼には入れませんが、添えることでバランス良くなりそうですね。
部屋の中が13℃というのも別の意味で心配になります。風邪をひかないように。平気なようでいても、気温15℃以下になると喉頭~気管支の柔毛の動きが悪くなり、異物排泄しなくなります。結果として感染しやすいですのでお気をつけて。
植物にジップロックの保護というのもよく考えられました。部屋の中では日照も少ないですのでさほどの保温にはならないのですが(温度を上げるためには日照のエネルギーを取り込むか、生物自体の熱産生が必要。皆さんは植物をペットと同じように考えて、囲うと温度が上がると勘違いしがち)、その意気はよしとします。気にかけて、しかも思い立ったら行動するパワーがいいですね。
これからも頑張って下さい。また報告お待ちします。
ラボスタッフ・オガタ