東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

ブロッコリー成長記録(18日~34日経過)(工:梨本一樹)

2018年11月15日 (木)

こんにちは。記事の更新が周りより一週間ほど遅れている梨本です。

最近、ようやく温度計と鉢受けを買いました。これで必要なものはすべて手に入ったはず。

前回ご指摘をいただいたので、今回は記事が見やすいように気を付けていきたいと思います。それについては、私のサークル直属の先輩である、この方の記事を参考にしました。


10月30日(火) 18日目

このときはまだ温度計を買ってないので気温は不明です。すいません。鉢受けもないです。あと大きさも測っていません。日に日に観察が雑になってきており、非常に良くない。

一回り大きくなっていますが、倒れてしまったのがいくつかあったのが気になりました。直してやろうと引っ張ってみると、簡単に引っこ抜けたのでついでにバランス良く並べました。

根が張ってないって相当まずいのでは?と思いましたが、特に策も思いつかないため、このまま様子を見ます。


11月13日(火) 32日目 気温:15℃

サボっていました。本当に情けない気持ちでいっぱいです。気が付いたらこんなに立派になっていました・・・。

観察こそ怠っていましたが、水やりはこまめにやっていたので枯れる心配はないと思います。

よくよく見ると、隅っこで八個目が芽を出していました。壁際に植えると発芽までに極端に時間がかかる(一か月ほど遅れる)と分かりました。


11月15日(木) 34日目 気温:12℃

いままでの遅れを取り返すかのように観察しました。

鉢受けも温度計もばっちり買いました。

 

本葉も生えておりかなりの成長を遂げています。しかし、風にさらされたのか、根付いていないのか、横倒しになっているのが2,3個あります。

どうしたものかと思い、私の鉢植えを倒した先輩の記事を読んでいると、土寄せなる作業をしていたので私もやってみました。その際、茎が折れているもの(左下の画像)や八個目(右下の画像)を抜いて間引きしました。

 

土寄せをしたら以下のようになりました。追加の土は、初回の講義で頂いた余りを使いました。

 

少し足りない気もしますが、倒れない程度には盛ったのでこれで経過を見ることにします。

間引いたブロッコリーを観察します。

10㎝程に成長してくれていました。子葉の間から伸びるように本葉が生えており、本葉の間からさらに次の葉が生えかけていました。

本葉は3㎝まで成長しており、子葉とは形が違い、とがらない程度にギザギザしています。また、葉の形にあわせて葉脈が伸びています。


いままでこまめに水をやっていましたが、あんまりやりすぎると腐ったり徒長してしまうらしいので控えめにしようと思います。

日当たりの割には大きく育ってくれていると思うので、このままうまく成長してほしいです。

次回はカイワレダイコン第二弾について書こうとおもっていましたが、締め切りを過ぎるといけないので先に中間報告をしようと思います。

コメント

梨本さんこんにちは

 コンスタントに報告することは重要ですが、比較の問題で梨本さんは報告されているほうだと思います。

 今回の報告、いきなり最初でビックラ(死語)しました。倒れている株を直そうとしたら抜けてしまい、ついでに並べるとは!

 中国の故事で「助長」というのがあります。ある農夫が苗の成長を助けようと引っ張っておいたはいいが、あくる日見ると苗が全滅していた、というものです。つまり成長させようと良かれと思ってしたことが無駄になるどころか妨げになる、というものです。本来助長というのはマイナスの言葉なのです。

 後の写真を見ると無事にいっているようですが、くれぐれも植物に無駄に力を加えないで下さい。

 鉢の際のものが発芽が遅かったとのことですが、おそらく発芽の遅いものが水やりで鉢の際に流れたのかな、と想像します。鉢受けの様子、温度の測定、いいですね。写真の撮り方も論文らしくなってきました。

 土寄せの様子も結果的にうまくいっていると思います。必要ならまた行って下さい。土の上面は、まだ鉢の縁からゆとりがあり、土を足せるスペースは確保されていてよかったですね。

 間引きと、間引いた株の観察はいいですね。

 水やりは、仙台は気温は低いですがそれ以上に乾燥するので、見てやって下さい。

 そしてぼちぼち追肥の時期です。他の受講生を参考に行って下さい。

ではまた ラボスタッフ オガタ