東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

議論、民度、お天道様(9/13)

2015年9月13日 (日)

 何事も議論をすることは大事。実験をするとき、その途中、まとめるときなど、その場面に応じて、タイミングを見逃さないで、というのが大事と。ただ、限られた人数であれば、それなりにまとまるのであろうが、テレビなどを見ていて、議論なのか、討論なのか、議論がかみ合ってないのを見ていると。子供たちというか、若い者への影響が気になったりする。もうちょっとテレビに出る大人らしいことができないのか。テレビに出たことがないので、そんなことをいえる立場ではないが。。。ちゃんとした議論を大事にするようにと言っていたのは、師匠の日向先生。最初の頃は、週に1回くらい、長い時間でなかったかも知れないが、dataを見ながら議論をしていた。そんな時間をとってくれた師匠に感謝。渡辺自身も忘れずに、ちゃんとやらないと。。。そんな議論もあれば、これが新種なのか、そうでないのか。少ないdataで議論するのは、少し難しいなと。。。化石を探すのは子供の頃、自然科学教室で経験したことがあるが、今となっては、ちゃんとした実験で議論をしたい。そんなことを思う。

20150913225349-9be0531d05b42bc865a769aba6c81eacd733f3c3.jpg 先週の台風というか、それに伴う豪雨。仙台でもすごかったし、かなりのところで、河川が決壊したり、多くの水害があった。2011.03.11の大震災の経験が活きているというのが、示されたという記事が。一方で、活かしてないのではと思うこともあったと。残念になる。ただ、火事場○◎に近いようなことが起きているのは、残念でならない。こういうのを民度というのか、どうなのか。その当たりがわからないが、。。。いずれにせよ、全うにならないと。それが、我が国のよいところであったような。違うのだろうか。。。

 お天道様、空の上から見ている偉い存在というのが、何となくの感覚。空と言えば、地面に高速鉄道ができたおかげで、空は大ピンチとか。。。。この秋にも北陸に出前講義をお願いされているが、これを改めて感じるのだろう。そんなお空のお天道様。そんな存在を考えるようになって、ちょうど今日で1年。渡辺の師匠・日向先生が亡くなられてから、ちょうど1年。知らせを聞いて、パニックだったのだけしか覚えてない。ただ、そんなお天道様がちゃんとお空の遠くから見ているわけで、ちゃんとこれからもやらないと。。。そんなことを遠くから語りかけてくれているような気がした。いつも言っていた「なんとかなるっちゃね。」というのを思い出しつつ。「なんとかするちゃね。」ということで、あと1ヶ月、答案書きをがんばらないと。

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 わたなべしるす

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