東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

摩擦、火柱、勝機(5/16)

2018年5月16日 (水)

 先週はずいぶんと涼しいと言うよりも寒かった。出張先での名古屋もそうであったが、仙台でもそうだったと。。。一方、今日は28.5oCが最高気温とか。。。先週の仙台の気温と比べると、3倍近く違う。。。かなり加速の効いた気温の上下動であるが、なぜ、このように気温が上がり下がりするのか。例年がそんな風なことはないと思うのだが。。。天気予報を見ると、寒気と暖気が入れ違いになっているようだが、空気中で摩擦が起きているのではと思うような、今年の気候である。摩擦というか、すれ違いというか、どうやって、アピールするのか。渡辺が学生時代。川内キャンパスには、立て看板がたくさんあったが、今では、皆無のような気がする。時代の流れなのだろうか。もちろん、そうはいかないところも。。。時代と言うことを考えると、難しい問題かも知れないが、多方面から考えて見る必要がある。

20180516153809-858eb520ee9bf65c6582b47e4e0b34c5d1b779f9.JPG 摩擦というか、すれ違いは、いまだに愛媛・今治でも。なにがどうなっているのか。愛媛に住んでいたものとしては、愛媛県の肩を持ちたくなる。判官びいきと言われても。。。。もちろん、それぞれの立場があるからこそ、そこに摩擦が生じるのであるが。。。それが、発火して火柱になると、大変なことになる。ハワイ島キラウエア火山が噴火したらしい。とても粘度の高い溶岩なので、ゆっくりかも知れないが、大変なことになっている。地学が詳しくないが、太平洋プレートにあるとしたら、2011年の地震というか、それ以前からの地震との関係は。。。これも見方を変えれば、プレートと地球の球体の摩擦と考えればよいのか。。。地面の下で起こっていることは、容易には分からない。分かる方法を考えることに、次なる勝機があるようにも思うが、植物の観察のようには。。。

 netでテレビのような番組をやるようになり、色々なものが見える時代になった。これもnetに勝機があるということを意味するのか。。そんなことでもないように思う。将棋も第76期名人戦7番勝負も挑戦者・羽生竜王が佐藤名人に2勝1敗。今週、第4局があるはず。ここでどちらが勝利するかで、一気に攻勢をかけるのか、秘策で勝機をつかむことができるのか、大事な一局になるような。。。そんな挑戦者・羽生竜王が講演会での言葉に「結果と一致しないことに物事の機微は潜んでいる」と。。たしかに、ある結果は出た。でも、それが予測と合わないというか、そんなことは、サイエンスをやっていても、見かけること。そんな結果にこそ、今の問題というか、摩擦を逆転できるような勝機があるのだろうと。大学での研究力が議論されている昨今、研究室での研究もそんな曲面かも知れない。得意の方法で、本領発揮となりたいものである。

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 わたなべしるす

 PS. 共同研究を行っている方から、一般向けの自家不和合性についてのコメントを記したというお知らせを。ありがたいことに、渡辺が以前書いた記事であったり、論文の引用があったり。渡辺が書く文章よりも遙かにコンパクトで、要点が結晶化して言うような。。。簡単にはできないが、学ぶべき文章力なのであろう。。。

 PS.のPS. 昨日も学生さんが書いてくれてあったように、今週末の土曜日はオープンラボ。百聞は一見にしかず。是非、お立ち寄り下さい。学生さんたちが「ケーキ会」を企画しておりますので。。

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