[37日目]ミズナとブロッコリーの成長経過報告(農:八巻慶汰)
2018年11月11日 (日)

さて、今回はミズナとブロッコリーの成長報告です。
10/25 18.0℃ 58% くもり
10/28 17.5℃ 52% 晴れ
10/31 16.2℃ 56% くもり
11/6 19.1℃ 63% 晴れ


記録に間隔が空いてしまいました。ミズナは高さ10㎝を超えるほどになり、本葉は4枚ほどになっています。ミズナの本葉は子葉とは異なり、表面がつるつるしていて形がギザギザしています。対してブロッコリーの本葉は円形状で、端が波状になっています。本葉が二枚ほどになっています。少し倒れていいるものがあるため、また押し込むような土寄せを見越しています。
11/11 18.4℃ 50% 晴れ




ミズナの本葉が5枚ほどになり、重なりがところどころ見受けられるので、そろそろ間引きをしないといけないと考えております。ブロッコリーも本葉が3、4㎝程と成長してきました。また、植木鉢の裏側を見ると根が出ていました!やっとのことですが、ここまで深く根が張っていることに生命力と衝撃を受けました。根自体は、意外にもミズナの方が太いものでした。
横からみたものと先輩の記事から見て、自分のは本葉が土から約2㎝程離れたところで出ているので、本葉が増えるにつれ、自立する力が弱く、倒れることも考えられます。また「ミズナらしさ」がないため、ブロッコリー同様、土寄せ・追肥・中耕を予定しています。その際には、先輩受講生の方法を参考にして、前回オガタさんのアドバイスにもあったようにタイミングを見計らってから行おうと思います。
次回は、中間発表とかねて、レッドキャベツスプラウトの収穫も報告できれば。と考えております。
コメント
八巻さんこんにちは
美術館は残念でしたね。博物館で見たのがインパクトあったようなので、まずは良し、でしょうか。私はあんまり美術的な感性が無くて、ダダイズムやキュービズムを見て、「なんじゃこりゃ」くらいにしか思えない人間です。まあ、それだけに美術の分かる人に対して、なんだかよくわからないが凄いな、と思います。
ちなみに本当に手前味噌で申しわけないのですが、私が絵でインパクトあったのはうちの娘の幼稚園の時の絵でした。エルマーと竜という児童向け物語を聞いて描いた絵なのですが、竜やライオンなどのいろいろな動物が描かれてありました。しかし、その中に主人公であるエルマーが居ないのです。不思議に思って「エルマーはどこ居るの?」と聞いたら、娘は事も無げに「エルマーはその木の後ろ」と答えました。要するに娘の頭の中にはその一シーンが既にあり、エルマーはしっかりその場にいるのですが、たまたま絵にした方向から見れば隠れていた、ということなのです。なるほど、確かにそうだ、情景を描いたものなら全員が見えていたらむしろ変だと思って感心しました。
さて、報告はきちんとしたものです。写真の撮り方、そしてメジャーを添えること、しっかりこちらのコメントをフィードバックしていますね。欲をいえば、絶対的な日付だけではなく、播種後の経過日数で表していればより分かり易いと思います。
数字的な計測、形態観察はその通り、またお願いします。必須ではありませんが数字は後にグラフ化すれば面白いものが見えるかもしれません。
間引きはまだその時期ではないように思います。明らかに邪魔し合っていたり、光を競合しているようなら行って下さい。土寄せは逆にもう遅いほどです。しっかり押さえて、土を足してあげてください。ふらふらすると地際にダメージがきます。
根を鉢底から見てみたのは大いに褒められます。そうですね、それぐらいしか見ようがないのですが、実際目にすると伸び具合が想像できます。ただちょっと心配なのは、根が張るのはいいことなのですが、水不足の一つの側面かもしれないことです。前回の報告でもあまり水が充分に見えなかったのですが、今回のは明らかに乾燥しています。写真で一枚でも水が充分なものがあればこちらも安心できるのに、一枚もありません。原則通り土の表面の色が変わってきて乾燥が見えたら、ただちに充分な水を与えて下さい。
あまり植物体が大きくありませんので追肥はまだかな、と思いますが一応その方法についてです。肥料を一つまみ(10粒ほど)、それを鉢の縁の土に若干埋まるくらいに置きます。それを一鉢について3,4か所行います。決して植物に寄せてはいけません。縁で充分です。そして施肥後はしっかり水を与えて下さい。
ではまた
ラボスタッフ オガタ