初めての野菜栽培! part5(会:宮野 はるな)
2024年11月 3日 (日)

こんにちは、宮野はるなです。
最近、会津若松は朝晩冷え込む季節となってきました。もう少しで今年一年が終わると思うと早かったように感じます。
上の写真は先週の修学旅行の奈良公園の鹿です。予想以上に人馴れしていて怖かったですが普段味わえないような貴重な経験ができました。一番驚いたことは、鹿にお辞儀をすると鹿もお辞儀をしてくれることです。
栽培日記
では、野菜栽培についてです。
培養から31日目です。
[気温]
朝7時 8℃
[本葉の大きさ]
ハツカダイコン:4.0〜5.0cm
ミックス:5.0〜6.0cm
[その他]
両方とも葉の穴の大きさが大きくなりました。
培養から34日目です。
[気温]
午前11時 16℃
[本葉の大きさ]
31日目と大きな変化は見られなかったです。
[その他]
ハツカダイコンは根本にかけて太くなっていました。太いところの横の長さは1.0〜1.5cm程でした。
ハツカダイコンもミックスもしおれ気味でした。前日、雨がかなり降ったため、少し雨にあたってしまったことが原因だと考えました。
また、ハツカダイコンの葉の裏を見てみると下の写真のような大きさ0.4〜0.6mmの緑色の毛虫が10匹ほどいました。調べてみるとアオムシに似ていると感じました。
収穫!
培養から34日目にミックスの収穫を行いました。
[気温]
午前11時 16℃
収穫した葉の大きさは10〜15cmでした。根本に白い膨らみのようなものがある葉(下の写真の左下)や、色が少し黄色寄りの葉など様々な種類の葉を収穫できました。
ラボスタッフ鈴木さんのコメントでミックスは収穫がお勧めとアドバイスを頂いたので収穫をしました。
平日は家に帰るのが遅い時間になってしまうので休日になるべく早く収穫しよう!と思っていたのですが一週間でかなり食害の影響が大きくなってしまいました、、、。たった一週間くらい大丈夫だろうと思っていたのですが、今になると葉に穴が空いていたことが発覚した先週の時点で、農薬をまくべきだったと反省しております。
また、渡辺教授の投稿でオルトラン粒剤を播いてみると良いとのことだったので、買ってきて播きました。ハツカダイコンの葉の裏にいた虫は確認できる分はオルトラン粒剤を播く前に除去しました。葉と葉の間をみてみると新しい葉も生えてきているので新しい葉を大事に育てて食害に勝てるように頑張っていきます!
コメント
宮野さんこんにちは
冒頭の写真では奈良の鹿が可愛らしく見えますね。奈良の鹿は賢くて、店に入ってくることはないし、観光客にも慣れています。というか慣れ過ぎて集団で迫ってきますね。体も大きくて力もあり、獰猛な感じもします。ちなみに東大寺は夜にも入れるところなので、夜に行くと、鹿が番犬のようにあちこちでうずくまって待機しています(奈良の鹿は飼い鹿ではなく、勝手に街で寝起きしている)。
さて、本題の植物の方は、生育も進んでいるのですが...... それ以上に虫が食べていってますね。
ミックスは収穫したとして、無事な葉があんまりなくて...... 何枚かだけでも食用にできるでしょうか。まあ少なくとも葉の様子は観察できます。記事にある通り形の違いや色の違い、結局何種類見分けられましたか。写真では四つに区分されていて、確かに違いが見えます。キク科のレタスはさすがに他と形態的にかなり違います。おまけに虫害も比較的受けていませんね。他は全てアブラナ科の種類、しかし葉の「ギザ」や「ワックス的なつるんとした感じ」なんかで区別がつきそうですね。
そして農薬について、オルトランは非常に一般的、かつ実績のあるいい農薬です。使い方も株元にパラパラ播くだけで済みます。しかも多く播き過ぎても滅多に薬害を起こしません。作用は「浸透移行性」で、水と一緒に株全体に行き渡り、虫をみな退治してくれます。ただし、これを使っている間は間引き株を食用にすることはできません。また、収穫期から逆算で最終使用日を決める必要があります。ただ、その収穫期が今から何日なのか、なかなか予測がつきませんね。この講義は今から寒い時期に突入する関係上、生育が一気にゆっくりになりますから。ハツカダイコンという名前の通りではなく、もっと長くかかります。
しかしまあ、根(厳密に言えば胚軸と根の両方を含む)の肥大が認められてきました。このサイズが重要なので、今後引き続き計測していきましょう。
そして、雨で萎れ気味の時があったとのこと、鉢土を見ると湿った感じがありません。これは雨風の「風」の方の影響があったということでしょうか。水やりは普通に続けて下さい。
ではまた、記事投稿お待ちしています。
ラボスタッフ・オガタ