【重要】2024年度学問論演習・最終報告のお知らせ(12/26)(渡辺 正夫)
2024年12月26日 (木)
東北地方の年末年始を挟んだ2週間の天気予報が発表。仙台でも雪が降ったり、最高気温が2oCが最高気温という仙台の例年よりも寒い気象条件になりそうです。植物の生育具合によると思いますが、鉢受け皿にも水を入れて対応した受講生もいました。もちろん、ここが勝負ということで帰省とともに「いっしょに帰省」という方も。仙台に残る友達を見つけて、水やりをお願いしたり、ペットボトルのキャップを取って、先端が尖って少しずつ水が出る装置を作ったり。どれくらいの休みを取るかにも寄りますが、最高気温が10oC近い日もあります。年末年始の水やりの工夫をして、帰省してください。雪への対策については、渡辺の1つ前の記事に記しています。それも参考にして下さい。ラボスタッフのオガタくんは年末年始も記事をuploadすれば、コメントを書く体制でいます。せっかくの休みだからというのもありますが、ここで遅れを取り戻すなど、いつでもどこでも「学問論演習」ができるというがこの講義の特徴でもあります。
年末までの投稿記事を見ると、すでに栽培した野菜を料理して「食レポ」にしている受講生の方も。植物の生長の様子を記すことがこの講義の主たるポイントですが、食すことができる農作物を栽培している訳なので、収穫して、普段食べている野菜との違いを理解する上でも食レポは大事なポイントです。料理と書きましたが、言い換えれば「加工」というのは農作物にとって大事な学問にもなっている訳なので。
学年暦を見ると、2024年度後期の木曜日は15回の講義枠が設定されています。この講義では試験は行いませんので、1/30(木)が最後の講義日となります。最終報告もこれまで同様に、このwebを介して行います。詳細はこの後に記しますが、最終報告をまとめるにあたり、改めてこの講義のシラバスを読み、この講義から何を学び、何を習得することを目標として受講したのかを考えてつつ、最終報告を記してuploadしてください。なお、最終報告については、例年に倣った投稿期間、形式を踏襲したいと思います。最終報告の記事をupload開始できるのは、2025年1月9日(木)。uploadの完了を2025年1月24日(金), 17:00まで(uploadの投稿時間は厳守のこと)とします。2週間ちょっとの投稿期間を設けましたので、最終報告を早めに準備・投稿して、通常の毎週のレポートの投稿も並行して行うことは問題ないことにします。最終報告と毎週の報告のバランスを取って、この講義を終えるようにして下さい。中間報告同様に、各自にコメントを行い、全体への講評を最後に記したいと思います。さらに、今年度は「カネコ種苗」とのコラボ企画ですので、栽培・育種に多くの知見を持っている現場の方からコメントも頂けるようにしたいと思います。なお、最終講義の週の1週間前に「最終報告」の投稿となっています。15回目の投稿が「最終報告」と前後することは上述の通り、問題ありません。もちろん、15回を超える投稿もお待ちしております。
最終報告の内容は、以下の通りです。
(1) 植物、作物の栽培を行って、最初に想像していたよりも、たいへんだったこと、逆に、以外とうまくいったなどの栽培面で感じたことを、これまでの自分自身の記事(link挿入こと・必須)、さらには、他の受講生(link挿入こと・必須)との比較等で、説明して下さい。撮影していた写真だけど、これまでのプレゼンに使ってない写真を最低限、4枚使って、上述の説明をサポートすること。
(2) シラバスにも書いたように、植物の観察眼を養うことを目的としていましたが、この講義で養成された観察眼はそれ以外の科目・講義などへの波及効果もあったのではないかと思っています。どの様なところに波及効果があったかを、実際の講義名を入れながら、どの様な波及効果なのかを実例を入れて説明して下さい。必要に応じて、写真を挿入のこと。
(3) 他の講義とは異なり、実質、「毎日が学問論演習」ということでたいへんだったこともあると思いますが、逆に、毎日の観察をすると言うことで、どの様なことが身についたのか、感じたことなどを、まとめて下さい。(1)と同様に、自分が行った観察事項については、これまでに書いた記事を参照(link挿入こと・必須)して下さい。先達から学び、それを後輩に伝えることが大事ですから。
(4) 大学の講義の中でも、かなり、異端の講義形式になっていますが、このゼミ形式で文章を書いたり、それをいかにプレゼンするかと言うことも学んだのではないかと思います。それらを踏まえて、文章を書くという点で、講義の受講前とあとでどのような変化があったか、考察して下さい。
(5) 理系・文系を問わず、この講義を受講できるようになっています。植物を栽培して、観察するということは、客観的に物事を捉えて、自然科学的なものの見方を学ぶということでもあります。そうした点について、自分自身が習得できたと思う点、他の受講生と比較して、さらに、研鑽を積むことが大事と思う点を、考察して下さい。
(6) 双方向性を意図して、構築した展開ゼミで、ラボスタッフの鈴木さん、オガタさん、渡辺がコメントしました。そのコメントにどの程度、followできたのか、意味があったのかということについて、positive, negativeを問わず、記して下さい。必要に応じて、写真を挿入のこと。
(7) 中間発表で目指した点がどれだけ達成できたのか、positive, negativeな側面について、実際の自分の投稿記事、他の受講生の記事を引用(link挿入こと・必須)して、記して下さい。また、できなかった理由についても考察して下さい。
(8) 以上の(1)~(8)を踏まえて、この講義で学んだことを、大学での活動を含めた日々の生活に対して、どの様に活かすことができるか。さらには、まだ、収穫していない作物を今後、どの様に管理したいかを記して下さい。必要に応じて、写真を挿入のこと。
以上の(1)~(7)の項目をそれぞれ独立させて、記述して下さい。レポートですから、読み手を意識して、読みやすいようにする工夫も忘れずに。また、この講義で文章力は十分に身につけたと思います。是非、この最終報告で、長い文章にチャレンジして下さい。中間発表は2,500文字でした。前回よりも項目も増えていますので、総文字数として、5,000文字を超えるようにして下さい。必ず最後に合計文字数を示して下さい(linkのURLは文字数に数えないことにします。注意下さい。)。なお、linkを入れることを求めていますが、HPでの公開後に、linkが機能しているかを確認すること。なお、最終報告のタイトルには、最終報告と言う文字を最低限含み、副題のようなものをつけて、今回の講義を通じての受講生が目標とした「観点、ポイント」が分かるようなタイトルにして下さい。
また、記事をuploadする前に、読み返して、誤字脱字などがないことを確認し、文章として違和感がないか、などしっかり確認して下さい。web上の記事として書いているのかもしれないですが、最終報告のレポートである緊張感を持って下さい。これまで高められた文章力、表現力を遺憾なく発揮した最終報告を楽しみにしております。では、よいお年をお迎え下さい。というか、この冬休みを使ってできるところから準備をするということも大事です。というか、中間報告の時、早めに投稿をされていた方がいたのを思いだして、準備を早めに行って下さい。
わたなべしるす