【研究室訪問】仙台市立岩切小学校・職場訪問実施に伴う研究室訪問(12/3)
2015年12月 3日 (木)
午前中は道路が雨で濡れていましたが、昼頃には乾くくらいで、日差しもあり、気温も12oCくらいまで上がれば、研究室で暖房をすれば、さほど、寒いとは感じないくらいに。。。そう考えると、先週は本当に寒かったです。研究室でも学生さん、スタッフの調子がいまいち。。。寒暖差が大きいのは、本当に疲れます。
そんな中、午前中は仙台市立岩切小学校の6年生6名と担当の先生が研究室訪問。きっかけは、出前講義でお世話になっている宮城第一高等学校の先生つながりで。多くの方が訪問したいと言うことでしたが、何せ、手狭な研究室なので。また、話をする場所も。その関係もあって、6名に絞って頂きました。最初に挨拶をしてからということでしたが、学校から頂いた依頼状に「目的:職場訪問活動を通して,望ましい勤労観や職業観を育むとともに,自分の将来の在り方を考えさせる」とありました。つまり、いつも書くことかもしれないですが、小学校から高校までは答えのあることを学習すること。その上で、大学から先は、答えのないこと。一緒に来て頂いた先生のことを例にして、教室で起きること毎日ちがうわけで、その上で、児童のみんなにどう対応するのか、それは、答えのあることではない。つまり、しっかり自分で考えることがとても大事だと。また、やるのであれば、大事なことは、どんなことでもよいので、1番になること。何でもよいので。。。
また、東北大学というところは、この片平キャンパスから始まっていますが、東北大学で有名なもの。もちろん、たくさんあると思いますが、KS鋼、八木・宇田アンテナは外せないのではないでしょうか。歴史的に。そう考えたとき、岩切の町の歴史、つまり、いつ頃、鉄道が通ったのか、人口の変遷はどうなっているのか、などなど、そうしたことを考えることで、地域の歴史と文化を理解することが、大事だと。付け加えるのを忘れていましたが、グローバルを理解するためにも大事だと。
さらに、渡辺がやっている研究の自家不和合性について。なぜ、自家不和合性があるのか、そんなことをしないといけないのか、色々と考えてもらいました。何より、大学での研究は考えることですので。その後が質問コーナー。将来、大学で研究をしたいと。何をしておけばよいかと。たこつぼ化しないで、色々な方と共同研究をすること。そのためにも、やりたい研究内容以外のこともたくさん知らないといけないと。そうすることで、今までにないような新しいことがわかるようになるからと。に、はじまり、5個くらいの質問を頂いたでしょうか。
その後は、実験室の見学。案内はM1の工藤君が前半。後半を岡本君が。撮影班はいつもの増子さんが。もちろん、渡辺のイスに座って、教授気分というのも味わっていただき、最後は、世界に向かって情報発信。最後になりましたが、岩切小学校校・齋藤先生をはじめとする関係の先生方に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。今後ともよりよい連携ができればと思います。よろしくお願いいたします。
わたなべしるす
PS. きょうはあちこちから、たくさんの頂き物。ありがとうございました。ミカン、お菓子、ジャム等々。ほんとたくさん。ありがとうございました。