【招待セミナー】神戸大農学部・安田(高崎)研究室で「アブラナ科植物の自家不和合性--分子機構を歴史から振り返って--」、招待セミナー(12/5)
2017年12月 7日 (木)
12月になって、かなり寒さが例年よりも厳しいような。。。出張で仙台をあけていたのですが、仙台も積雪になったのか、気象学的なことは分かりませんが、かなり寒く、雪が降ったとか。出張先の関西だけでなく、西日本全体が寒かったと。神戸の風は冷たくて、これを「六甲おろし」というのだと。。なるほど、さすがと思った次第で。。。
そんな12月。神戸大・農学部へ。セミナーを外部でお願いされるのは、久しぶりのような。。。考えて見れば、渡辺が日向教授の下でアブラナ科植物の自家不和合性研究をはじめて、31年目。。。そんなになるのだなと。その間、色々な学生、コラボレーターといっしょに研究をできたことで、ここまで来たと。そんなことを意味して、「歴史から振り返って」ということで。この30年のトピック的なことを時代の流れとともに。なにせ、教授をされている安田(高崎)先生とは、30年弱の長いコラボですし、SRKが雌しべ側S因子であることを証明した方ですから。30年の歴史からは、前の話になりましたが、安田(高崎)教授の前任の中西名誉教授は、CO2で自家不和合性が打破されることを発見し、それが現在の育種現場で利用される技術になっている訳なので、その話ももちろん。
久しぶりのセミナーで、deepな質問・議論もできました。こちらもよい刺激を受けて、楽しい時間でした。ありがとうございました。また、折を見て、こうした機会ができればと。。。今後ともうまくコラボできればと。。
わたなべしるす
PS. 無理をお願いして、普段の講義の様子も拝見。講義をする上での共通性というか、多様性というか、そんなことも学ぶことができました。ありがとうございました。