東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【アウトリーチ活動】平成30年度宮城県全国総文祭最終選考会(12/25)

2018年12月26日 (水)

 冬に野球となると、ストーブリーグなのかも知れないが、猛暑でなくて、酷暑への対応なのか、夏の高校野球の休養日が増えるとか。。。農業高校へ出前講義にでかけることがあるが、彼らの栽培力にはいつも感動する。。。そんな高校生。毎年、文化祭の甲子園とも言われる「総文祭」。一昨年は宮城県、今年は長野県(??)、来年は佐賀県だとか。


 12/25(水):平成30年度宮城県全国総文祭最終選考会・審査員、講評者

 そんな総文祭の「自然科学部門」の予選会の審査員としての活動が、11月7日(水)。ある種の専門である「生物分野」の審査でしたが、今回は最終選考会ということで、領域を超えて、物理、化学、生物、地学という4領域をあわせての審査。先月の選考会で残った方々が今度は、ポスターではなく、スライドを使った発表に。前回からの進展があるところもあれば、前回のことは分かっているだろうということで、基本的なスライドがないようなものも。。。

 朝から15:00近くまで、他の領域の先生方とのdeepな議論の末、県代表が決定。最後の講評のところで、プレゼン全体として、どの様なストーリー性を持たせるのか。それについては、前回の好評でも話したのですが、なかなか、定着は難しいようでした。dataを全く違う角度から見たとき、これというように見せることがよりdataを光らせることになるかと。。。そんなことを是非、考えて見てほしいと。もちろん、その前段のところで、先達の研究の歴史をどの様に入れ込むことが、自分たちの研究をきれいに見せるのか。。。先行研究といえば、聞こえがよいかも知れないですが、研究の歴史です。なにより、本戦の総文祭まで、あと半年以上あるわけなので、さらなる精進をして、本戦に臨んでほしいと。。。最後になりましたが、今回の企画を頂きました、仙台三高・柏葉先生、千葉先生をはじめとする関係の先生方にお礼申し上げます。ありがとうございました。


 わたなべしるす

 PS. 余りの慌ただしさに、写真の撮影を失念。。。師走の中の師走ということで、お許しを。。。


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