【リモートアウトリーチ活動】岩手県立盛岡第三高等学校・SRH発表会、青森県立五所川原高等学校・特別講義、福島県立福島高等学校・SSH発表会・運営指導委員会、福島県立安積高等学校・SSH生徒研究発表会・運営指導委員会(2/19, 20, 26追記)
2021年2月20日 (土)
雪が頻繁に降る2021年の冬。気温も氷点下の朝が多いような。ただ、降雪があっても、雪解けは1月頃よりも早いイメージ。地面は少しずつ春になっているのだろうと。そんな2月第3週。地震からの復旧に始まり、17日からは博士研究員の林さんが着任。よい方向になるように。と思っていた週末にかけて。
2/19(金):岩手県立盛岡第三高等学校・SRH発表会
コロナ禍を受けて、課題研究の口頭発表とポスター発表を2つに分けて。2.13の地震で仙台と一関間の新幹線がストップ。2/25から国公立大学入試試験もあるということへの影響でしょうか、前日の24日は速度制限などをかけながら、復旧されるとか。そんな状況を予測できたわけでなく、コロナ禍で拡散しないようにと言うことで、リモートでの参加をお願いしたのでしたが、リモート対策をお願いできていなければ、前日まで参加できるのか、頭を抱えた状態になったような。。。盛岡三高の先生方の迅速かつ的確な対応のおかげです。ありがとうございました。肝腎の発表会、午前中から14:00までの10課題について、リモートからでしたが、可能な限り質疑応答を。このような形での開催も十分可能なのだと。設定から当日の開催まで準備頂いた先生方に感謝です。ありがとうございました。
2/19(金):青森県立五所川原高等学校・特別講義「高校で課題研究が、大学・大学院での研究につながる」
14:00までの盛岡三高でのSRH発表会を終えて、急ぎ、五所川原高でのリモートでの出前講義。リモートのよさは、瞬時に移動ができるところ。講義のイントロは、2.13の地震から。青森・五所川原周辺はあまり揺れがなかったのか、東北新幹線が盛岡以南で止まっていることもあまり知られてないのは、少し残念。そんな世の中の変化に注意を払うこと、なぜ、そんなことが起きたのかにも気がつくきっかけになると。また、新幹線が止まっている状態でも、渡辺が講義をできたのは、先生方のリスクマネジメントのおかげだと。実験はもちろん、チャレンジも大事である一方で、しっかりとした実験計画を立てるというリスクマネジメントも大事なこと。あとから気がついて、忘れていた!!、というのはよくないと言うこと。そんなことをスタートに課題研究をなぜ行うのか、その重要性を様々な角度から。そんな課題研究の先には、自分自身の「キャリア形成」に繋げてほしいと。つまり、大学、社会人になっても、観察し、不思議に思って、考えることは大事なことですから。また、リスクマネジメントも忘れず、キャリア形成して下さいと。ありがとうございました。
前日には中村校長先生からmailを頂き、電話で情報交換。普段から自然を観察し、変化に気がつくこと。あらかじめ予測できることにはしっかり対応することなど、貴重な議論の時間でした。ありがとうございました。
2/20(土):福島県立福島高等学校・SSH生徒研究発表会・運営指導委員会
コロナ禍を踏まえて、宮城県からはリモートでの福島高校・SSH発表会、運営指導委員会に参加。さらに、新幹線は仙台と那須塩原間も23日まで2.13の地震で停止。福島高校も大きな被害を受けて、最初のformatを変更して、急ピッチの準備を頂いたとか。ただ、参加した限り、とてもよくできたシステムで、学校で発表を聞いて、質疑ができるのと変わらないレベル。大学も学ばないといけない状態のような・・・。研究発表会は、口頭発表、ポスター発表、ディベート決勝。ディベート決勝には適切な「エール」も。感動でした!!コロナ禍、震災被害からすぐの状態でしたが、充実したものでした。また、最後は、運営指導委員会。リモートからの座長もはじめてでしたが、おかげさまでスムーズに。あっという間の1日でした。ありがとうございました。
PS. 土曜日にもかかわらず、学内では何かの工事が。そこから聞こえる音がある種の警告音に聞こえて。。。2.13の地震後ということで、しばらく、音源が何なのかを探して、昼過ぎに発見。そんなものだとわかり、ほっとした訳ですが。周りに対して感度が上がっているのがよいことと解釈して。。。そんな週末でした。
2/26(金):福島県立安積高等学校・SSH生徒研究発表会・運営指導委員会
気がついたら、3月3日。アウトリーチ活動があったのは、先週の26日の金曜日。色々なことが重なり、記事が書けないままで、5日も。予定の上では、今年度最後のアウトリーチ活動。コロナ禍を受けてのリモートでの参加。福島県立安積高等学校での生徒研究発表会、運営指導委員会。午前中のポスター発表には参加できずでしたが、午後からの口頭発表に。SSHという枠組みが始まった最初に参加した高校。その後、しばらく間を空けての今回のSSH。色々な苦労があるのだろうと。その当たりは、生徒研究発表会、運営指導委員会などでも。少しでも早く収束して、従来に近いactivityができればと。もちろん、リモートでのよいところは取り込むとして。。。ありがとうございました。
わたなべしるす