科学者の卵のみなさん、こんにちは。
7月9日(土)に行われた開校式、ならびに講義1・2の様子をレポートします。

当日は、
高校生92名、保護者8名、学校関係者7名、報道関係者1名、エクステンド候補生8名
の方々が参加しました。
13時から開校式。
理学研究科 教授 小谷元子先生より、激励の言葉を頂きました。
皆さんの真剣な表情に、こちらも気持ちが引き締まります。
講義への準備の間、近くの席の受講生同士で自己紹介タイム。
これから来年3月まで一緒に学ぶ仲間です。多くの友人を作って、楽しい活動にしてくださいね。

講義1は、
「進化論を唱えたダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性~花粉と雌しべの細胞間コミュニケーションとその分子機構~」
講師は、生命科学研究科 教授 渡辺正夫先生です。
意外と知らない身近な野菜・果物の花の形態。質問に答えられた人には、渡辺先生の講義につきものの「出し物」がプレゼントされました。
渡辺先生から講義についてのコメントを寄せて頂きましたので、講義では質問できなかった方、もっと詳しく聞きたい方は、どうぞこちらをご覧ください。
講義2は、
「2011年東北地方太平洋沖地震について」
講師は、理学研究科付属地震・噴火予知研究観測センター 教授 海野徳仁先生です。
配布資料への穴埋めをしながら、みなさん真剣な表情で講義を受けています。
講義後の質問タイムでは、「地震発生後、マグニチュードが変更になるのはなぜ?」「古文書の地震についての記載は?」など、3.11以来、みなさんが疑問に思っていたことが次々に飛び出しました。
さて、科学者の卵養成講座では、各講義終了直後に、その場でみなさんにレポートを作成してもらい、提出してもらいます。初めての作業で大変かもしれませんが、頑張って書いて下さいね。レポート回収には、昨年度受講生の先輩たちが手伝ってくれました。
以上、第1回講座レポートでした。
★お知らせ1.
次回以降、講座を欠席する場合は、科学者の卵養成講座の事務局まで事前にご連絡下さい。
東北大学大学院生命科学研究科教務係・「科学者の卵」担当
Tel: 022-217-5706 e-mail: lif-kyom@bureau.tohoku.ac.jp
★お知らせ2.
来月は、第2回講座(8月12日(金))・第3回講座(13日(土))を2日連続で行います。
第2回講座は、青葉山キャンパスにて、
・【施設見学】サイクロトロンRIセンター
・【講義】放射線と放射能(理学研究科 教授 田村裕和先生)
第3回講座は、片平キャンパス・さくらホールにて
・【講義】がんは遺伝子の病気である(医学系研究科 教授 堀井明先生)
・【発表】平成22年度プレゼン会議
です。どうぞお楽しみに。
いわぶち