東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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平成26年度 活動ブログ

2016年7月の記事一覧

2016.07.20

ひととりの科学活動? を終えて。(近況報告)

三本木高校 3年 齋藤早樹子です。

前回アップした際、名前を入れ忘れてしまい、申し訳ございません。

75日。一年と少しに及ぶ、SSH生活も終わりを迎えました。

と、同時に、科学生活?も終わり受験まっしぐら。

色々ありました。SSH、科学者の卵(基礎、発展、重点)、科学の甲子園 etc...

たくさんの世界をみて、感じて。たくさんの人と出会い、ふれあって。

幸せすぎる生活でした。大学に行って、夢がかなえば、幸せな生活が待っているんだろうなぁ。

 

この日、何があったかを言うと。「English Challenge」。

SSHの研究を英語で発表するというものです。

 

私は、1年間、十和田火山の研究をしてきました。

ご存知の方も多いかとは思いますが、十和田湖はカルデラ湖で、今まで数回の噴火を起こして、現在の形に至ります。注目したのは、「火砕流」。主に、次の噴火が起きたら火砕流はどう流れるかを研究してきました。最終目標は「ハザードマップを作る」。そのために、先輩が作った模型を地質ごとに色分けしたり、地層見学に行ったり、文献とにらめっこしたり...。さすがに、実際に十和田火山を噴火させるわけにもいかないので、過去のデータと、再現実験と、私たちの頭脳頼り。それが結構大変で、研究発表会でダメ出しをくらい、悔しい思いをしたこともありましたが、なんだかんだ楽しい一年でした。

 

そして、三年生になってから、始まった、English Challenge。日本語論文の英訳から始まり、原稿作成、パワーポイント作成、練習を二か月でこなしました。前の週の木、金は一日中練習やら、リハーサルやらやっていました。私は英語の発音やアナウンスの類は褒められてきたので、唯一自慢できるところとしていたのですが、単語を覚えるときにへんに覚えた発音への指摘や、自分より発音がうまい人に圧倒され、あっけなく自信を失いました。

 自信と同時にモチベーションまで失うところだった私は、完全に開き直り練習しました。

「発表はうまい、下手じゃない。伝えようとしてるかどうか。楽しんで発表したかどうかだ。」

負け惜しみです。でも、結構大事なんじゃないかなぁ、と思っています。あくまで私の持論ですが。

発表会も無事に成功しました!!

 

後輩の卵さんを見ているとすごく楽しそうで、二年前に戻りたくなってしまいますが、残りちょっと?の高校生活を全力で、そして、第一志望合格を目指して、立派に飛び立てるように頑張ります。

そして、いつか、先輩方が、私たちの活動をサポートしてくださったように、わたしも、お手伝いする立場になりたいなぁと思っています。その時はまた、よろしくお願いします。

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