みなさんこんにちは。岩手大学農学部の佐藤耕平です。帰国してからだいぶ時間が空いてしまいましたが、海外研修参加者は無事に帰国、帰宅しました。長らく更新できていませんでしたが、続きの記事をアップロードしていきます!
まずは4日目。
RSAの中学生からも熱烈の歓迎を受ける
この日は東北大学シンポジウムとして、RSAの中学生に東北大学の紹介や、伊藤先生のミニ講義などから始まりました。
RSAの中学生は伊藤先生の講義を真剣に聞き、ノートパソコンやタブレットなどでノートをとっていました。日本ではなかなか見られない光景です。RSAは、入学時に学校で使えるノートパソコンを持っていないと入学できないとのことで、こうした場面にも積極的に活用しているようです。
移動してやってきたのは、カリフォルニア州立大学リバーサイド校(UCR)
東北大学シンポジウムを終え、UCRにやってきました。UCRは、研究を中心に行う総合大学です。ここでは、昆虫学に関する話を、UCRの山中先生や、大学院生から聞きました。
昆虫学について理解を深めた後はUCRのキャンパスツアーに。東北大学の青葉山キャンパスは非常に広いですが、UCRも総合大学だけあって非常に広く、様々な建物、設備がありました。学生サポート関連の施設が大きかったのが印象深かったですね。岩手大学上田キャンパスよりは確実に広い......。
キャンパスツアーの後は、学内のカフェテリアで昼食を。これまでの日程では、ホームステイ先に昼食を作ってもらっていましたが、この日は各自で好きなものを食べに行くという形でした。日本の大学の学食では、生協が1つの食堂、カウンターでいろいろなものを出すことが多いですが、UCRのカフェテリアはフードコートに近い形。自分が食べたメキシカンなお店以外にもいろいろなお店が。筑波大の学食もこんな感じだったかなあなんて思い出しつつの食事でした。
昼食後次に移動するまでの間は自由時間。ちょっとの間ですが、こんな写真を撮ったりしてのびのび過ごしていました。クマか人か怪しい彼はUCRのキャラクターです。ちなみに、岩手大学にもがんちゃんというキャラクターがいます。
お昼の後は、地質学や天文学に関するアクティビティーを体験させてもらいました。写真に写っている以外にも、地震計を動かしてみたり、化石を観察したりといった充実の内容でした。
UCRでのアクティビティーを終え、RSAに戻るとお別れ会を開いてもらいました。そう、RSAの生徒や先生たちと丸一日過ごすのはこの日が最後。RSAの生徒主導で、いろいろな企画を用意してくれ、さらに交流を深めました。
RSAのみなさんからもらったTシャツや、今着ている服にメッセージを書きあったりして、お互いに思い出づくりもしました。メンターも受講生も、ホームステイはこの日が最後。お別れ会のあと、ステイ先でも、いろいろ楽しんだようです。
5日目
発展コースのプレゼン
5日目、ホームステイを終え、アメリカで過ごす日も最後となりました。RSAで過ごす最後の時間でもありました。受講生のみなさんは、別れを惜しむ気持ちでいっぱいだったようですが、そうもいきません。発展コースで行った研究を、RSAのみなさんに発表するのがこの日だったからです。発表の時間が近づくにつれて緊張の面持ちでしたが、これまでの成果を自信満々にしっかり発表できていました。
研究発表を終えて、RSAを出発するまで、時間が少しあったので、ゲームをしたり、ダンスをしたりと時間を過ごしました。時間があればダンスをしよう、と日本ではなかなかならないですよね。このあたりも文化の違いなのかなと思ったり。
別れを惜しみつつ、RSAを出発。ロサンゼルスに向かいます。ロサンゼルスでは、ファーマーズマーケットと、グリフィス天文台へ。
ロサンゼルスに着くと時刻はもう12時。ファーマーズマーケットでは各自お昼ごはんを食べました。メンター陣はシンガポール料理がおいしいらしいぞ、ということでシンガポール料理をシェアしながらいただきました。
ファーマーズマーケットでお昼を食べた後はグリフィス天文台へ。小高い山の上にあるので景色が非常にきれいです。ここではみんなで写真を撮ったり、天文台で展示されている様々なものを見たり。自分はプラネタリウムも見ました。グリフィス天文台でロサンゼルス最後の時間を楽しんだ後は空港へ移動。
空港に着くころにはすっかり夜。あとは帰国するだけです。飛行機は3月25日の0:50発と深夜便。眠くなるのをこらえながら、みなさん荷物の整理やレポートに勤しんでいました。
6日目
出国時とは打って変わって、羽田空港に到着しました。羽田空港に到着したのは3月26日の朝5時前。飛行機に乗っていたのはおおよそ11時間ほどでしたが、日付変更線を越えた関係で、僕らの3月25日はほぼほぼ無かったことになってしまいました。行きでトクしたように感じた分、回収されてしまった感じでしょうか。
日本に帰国したことで、受講生のみなさんも、引率の先生方も、我々メンターもほっと一息。アメリカでの日々は毎日新発見があり、楽しい日々でしたが、やはり帰ってくるとほっとします。無事大きなトラブルもなく帰ってこれたことがなによりでした。
帰国してからなかなか時間が取れず、ブログに様子をアップすることが遅れてしまいましたが、なんとなくでも、海外研修の様子を感じ取ってもらえればと思います。受講生のみなさんもどんどんブログにアップしてくれていますし、よりアメリカでの経験について語ってくれています。海外研修について受講生のみなさんや他のメンターがアップした記事も読んでもらえると幸いです。
投稿者:秋田県立秋田南高等学校