はじめまして。
の方が多いと思われます。
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校1年次の萩原と申します。
12月も中程になり肌寒くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
インターネット上に意見を載せることが身近ではなく抵抗があり、初投稿になります。
やはり、自分で書いた文章が全世界に公開されていると思うと恥ずかしい反面、身が引き締まる思いがいたします。
さて、ここまでだらだらと私自身のことについて書いてきたのですが2020年も終わりに近づいているということで、今年のまとめとしてこのブログに今までの活動で感じてきたことを書き綴りたいと思います。もしよろしければご覧ください。
始まりは7月まで遡ります。
7月17日がこの科学者の卵のエントリー締切日でした。新型コロナウイルスの影響で締切日が延長された上での7月17日でした。私はこの卵の活動に興味を持つのが遅くなり、エントリー締切日が伸びたことでエントリーができました。
締切日が伸びたことでこうして本当に素敵で温かい卵の活動に参加することができました。エントリーを勧めていただいた家族、先生方、選んでくださった卵の先生方に感謝の気持ちで一杯です。
そんなこんなで最初の活動は9月5日です。もうあれから4ヶ月近くも経っていると思うと改めて時の早さを感じます。
ガチガチの緊張の中初めての講義は遺伝子組み換えのお話でした。本当に興味深く、アグロバクテリウムについてとても興味を持ち、登下校で調べ続けていた1週間でした。
また、OB、OGの方々からのエールに胸躍り、気を引き締めたことを懐かしく思います。自分の未来をこれからどのように描いていくか、希望の光を感じました。
レポートではグラフを与えられ、そのグラフがどのようなグラフなのかを付け加えた後、更にグラフに折線を加えるというものでした。私は地価に着目しました。地名ブランドのあるなし、駅近かどうかと言う二つの要因からどのように需要が変わるのかということをグラフ化しました。改めてレポートを見てみると、グラフを単一化させないところに熱意が感じられます(笑)
2回目の活動は9月26日でした。
プラズマのお話、自家不和合性のお話。また、ミニ講義として英語の発音やイントネーションについてのお話をしていただきました。
プラズマのお話では、初めましての知識が沢山あり、本当に刺激を受けました。プラズマのような小さな世界を想像してみては、科学の力の大きさや希望を感じ、わくわくしました。個人的に私が1番面白かったお話が、プラズマをドーナツ型の装置で閉じ込めると言うものです。ドーナツ型という、身近で単純だけど美しい答えに感動しました。もしかしたら今私の目の前にあるこのレモンの形も何かの答えになるかもしれないと思うととてもワクワクします。
自家不和合性のお話では、植物の未知に触れることができました。自家不和合性は、他者の遺伝子を取り入れることができるために新しい環境でも生き残ることができるが、自身が他者の遺伝子を取り入れたことによって環境に対応しきれず数が減ってしまう可能性もある。反対に自家和合性は自身としか受精できないために他者の遺伝子をと入れることはできないが、安定して子孫を残すことができる。このように自然界において正解がなく、それぞれの生き方にメリットとデメリットがあんだなと感じました。
では人間の生態のメリットとデメリットは何でしょうか。
メリットは、独自の文化としての文明を開化させていたり、知能が発達していたりするためにこうしてパソコンを使って仲間と意見交換をすることができる点はとても大きなメリットだと思います。では、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。例えば、生きるために必要なものが人間は多すぎると思います。ただ、こうして自身の生活のデメリットを考えると本当に気が付かないなと思いました。ただその無駄が生活を豊かにしているというメリットにもなりうると思いました。皆さんはどう考えますか。
ミニ講義では、英語の発音やイントネーションについてのお話でした。私はこの講義から、学校の英語の授業で使用する文章に、CD音源で声のトーンが上がっているところに矢印を引き、リスニングの時にはより聞きやすく、音読では、より正しいイントネーションを心がけたいています。この心がけの効果が出ているのかはあまりわかりませんが、正しいイントネーションを意識して音読をすることで何倍もCD音源が耳に入ってきやすいような気がします。もしよろしければ、皆さんもお試しください(笑)
3回目は、10月17日でした。量子アニーリングとがんについてのご講義をしていただきました。ミニ講座では事前に読んだ科学記事についての発表をすることになり、発表に向けてディスカッションを行いました。
量子アニーリングのお話では、量子アニーリングがどのようなものなのかというところから、量子アニーリングを用いて自分の解決したい問題を考えることができました。数式を考える難しさと独創性のみ考えていて、今見返してみると独創的で面白いけど実用性と需要があまりにもないなと思いました。では、今改めて考えてみるとレポートで書いた内容より独創的なものは出てこないです。もっともっと成長して独創的で需要のある量子アニーリングを用いたい問題を見つけ出したいです。
レポートにも書いていたのですが、量子アニーリングの自然に問題を解いてもらうという考え方が本当に面白くて、新しくて、知見が広がりました。確かに、今習っている数学を自然界での現象で置き換えることで、最小値を求めることは可能だったし、もしかしたら小学校の時に試していたかもしれないのに何故思いつかなかったのだろうと、頭の固さに気づかされました。中学受験の時は、算数だけで数学の問題を解いていたので、その頭の柔らかさを取り戻すためにはどうすればいいのだろうと思いました。やはり、何でもかんでもスマホに頼り、考えずにも答えが出てしまう生活がよくないのかなと思いました。答えがある問題は簡単に答えが分かる世界になってきている今、答えのない問題にいかに柔軟に個性を出しながら自分だけの答えを出すのかが大切になるのだなと思いました。では、どのように今後の世の中に対応していけるか考えると頭の柔らかさを鍛える必要があるなと思いました。頭の柔らかさを鍛えるというのは本当に難しいと思いますが、答えのない問題の様々な考え方を自分の中に取り入れて、自分の考え方の幅を広げていくことが大切なのかなと思いました。多様性ですかね。
がんのお話ではがん細胞について少し知識が増えたことがうれしかったです。がんといえば増殖が止まらないからどんどん大きくなっていていくイメージを持っていたのですが、がん細胞も死ぬからこそ、増殖スピードと死滅のスピードが一定になったところで増殖が止まっているように見え、大きくなることも止まるということを知り、本当に驚きました。よくよく考えてみたら当たり前のことなのですが、知らなかったという無知さも良性の腫瘍と悪性の腫瘍の違いも理解できて、今後の人生においてとても大切なことを知ることができたと思いました。
また、オーダーメイド医療についても知ることができました。教科書に載っているオーダーメイド医療はどこか小難しく、手間もお金もかかるうえにどのような効用があるのかを明記されていなかったので、オーダーメイド医療に距離を感じていたのですが、本当は、遺伝子異常であるがん細胞を殺すためにそのがん細胞に特異的に効く薬を投与することだということを知り、とても身近に感じました。
このがんのお話では、今までどこかとっても遠いところにいるように感じていた死は自分の体内で考えられないくらいたくさん起きているのだと実感しました。いつか死ぬのであれば、今こうして学ばせていただいていることも無駄にしないようにブラッシュアップし、自分の知見にしていくとこが大切だと思います。
ミニ講義では、科学記事を読み、考えました。内容としては、森林が減ることが新型ウイルスの発症、拡大につながるというお話でした。森林減少が新型ウイルスの拡大につながるという観点は私にとってとても新しい考え方で、読んでいて本当に面白かったです。根本的な新型ウイルスの発症、拡大の解決は、環境破壊の解決だということで、やはり現代社会に起こっている社会問題は根本的にどこかで繋がっているのではないかと思いました。
そして、4回目のミニ講義で自分たちが考えた社会問題とその解決策についての発表を行うことになり、その発表に向けての話し合いも行いました。10月17日は私の誕生日で誕生日が10月17日に近い人が発表をすることになり、無事に発表者に選出されました。オンラインでの発表は苦手意識があったので緊張しましたが、より一層頑張ろうと思いました。ただなかなか沢山ある社会問題の中でどの社会問題を取り上げる中が決まらず、会議を重ねようやく題材が林業人口の減少に決まったものの、私たちができることというテーマにも悩み続けました。発表内容も無事決まり、資料を作ったのですが、一枚にまとめるのが難しかったです。私の友達にスライドの図形をうまく活用し、視覚的に分かりやすいスライドを作る子がいまして、その子のスライドを真似してみたのですが、やはり何を図示化すればいいのかが分からず、最終的に箇条書きの部分が出てきてしまい、悔しいです。発表する際に聞き手がイメージしにくい部分や口頭で説明しないけど分かってほしい、イメージしてほしいところはどこでどのように補完すればいいのかを意識しながら今後スライドを作っていきたいと思います。どなたかおすすめのスライド構成ありませんか。
なんだかんだで、3回分の講義の振り返りをしていたら4000字になってしまったので残りの3回分の講義はまた投稿したいと思います。
目標としては、今年のことを来年に持ち越さないためにも2020年中には投稿したいと思っています。また、長文になってしまう可能性が大きいですが、というより4000字より多くなる予定ですがよろしくお願いします。
読みにくい文章ではありましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
第二弾もよろしくお願いします。
投稿者:横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校