皆さんこんにちは、五所川原高校2年小野未来です。やっと春らしい季節になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。さて今回は1ヶ月前に行われた第8回特別講義のブログを書かせて頂きたいと思います。1ヶ月も前の話になってしまうのですが(すみません...)最後まで読んでいただけると嬉しいです。
第8回の講義は「薬を創る化学技術」というタイトルでした。薬の歴史は紀元前5000年も前に遡るそうです。しかし、つい最近までは今のような科学的なものではなく、植物や動物の一部を薬として用いていたそうです。確かに今でも漢方などがありますが、ここまで昔から存在しているとは思ってもみませんでした。その後、化学者ベルセリウスが1807年ごろに提唱した生気説を1826年ごろにヴェーラーが打破して現在のような化学的な薬が開発され始めます。生気説とは有機化合物は植物や動物という生物体によってのみ作られる物質であり、無機化合物から作り出すことができないものと考える説です。しかもヴェーラーが打破できたのは偶然だそうです。打破する前までは色々な人々が1人で部屋にこもって研究することが多かったようなので魔法使いのようだなと思いました。また、有機化合物の薬は染めることによって細菌や菌を殺し、人体に影響がないものを薬としたのが始まりだそうです。色で染めてしまえば構造が変わってしまうから薬として使うことが出来るという考え方は私には全く思いつかないことだったので、やはり先人の考え方は素晴らしいなと思いました。
その他にも色々なことを聞くことができてとても興味深かったです。
現在の創薬の話に移ると、創薬研究の成功率は30000分の1ととても低く、必要な経費も1000億円ととても高いです。新薬はとても厳しいテストを段階的に受けているから、今安心して私たちが薬を買えることを考えると、とてもありがたいことなんだなということをしみじみ感じました。また、優れた医薬品を創製するには優れた化学反応・有機化合物が必要不可欠だそうです。これからもっと多くの薬を創るためには多くの有機化合物が必要です。可能性としてはまだまだ化合物を作ることが出来るので私もこれから関わってみたいと思いました。
今回の英語サロンでは環境問題について話し合いました。話し合ってみると身の回りには沢山の環境問題があることが分かりました。解決策について話し合い、自分で気づき、行動し始めることが第一歩だと思ったので、まずは環境を考えて行動できるようにしたいです。
今回の記事は自分の意見が多めになってしまいました。しかも駄文気味です。すみません。次回はもっとバランスの良いブログを書くようにします。ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。
投稿者:青森県立五所川原高等学校