こんにちは、青森高等学校2年の川島海斗です。今日で東京オリンピックが閉幕しました。この17日間で沢山の勇気をもらいました。私自身もオリンピックを見て何度も感動するシーンがありました。これからの夏休み後半は勉強を頑張りたいと思います。さて、今回は第3回講義の感想を短文ながらも述べたいと思います。
まずは、大関先生の「量子アニーリングと未来の情報科学」についてです。事前講義の段階で、とても難しい数学の話だなと思いました。また、量子アニーリングついては今まで深い話を聞いたことがなかったので、講義内容はとても新鮮に感じました。印象に残っているのは量子アニーリングマシンがとても高い計算能力を持っているのにもかかわらず、消費電力が20fwでとても省エネであることです。プログラミングが必要ではあるものの、誰でも無料で使えるという点も画期的だと思いました。また、無人搬送車と高知市の避難システムへの「組み合わせ最適化」の実験映像を見て、とても面白いと感じました。大関先生のトークショーのような講義も面白かったです。
次に、中山先生の「エンザイムハンター~暮らしの役に立つ酵素を見つけ出し、利用する~」についてです。私は物理選択なので生物分野に関わることが少なくなっていたのでこの科学者の卵養成講座で多くの生物分野の講義を受けられて、とてもうれしいです。今回の講義で私たちの身の回りには酵素が沢山あるなと実感しました。特に洗剤にも利用されていることを知ってとても驚きました。タンパク質には沢山のアミノ酸配列によってできており、構成するアミノ酸のうち、1つでも異常があると先天性代謝異常を引き起こしてしまうことも知り、私たちの体の中はとても緻密なものであると感じました。特に印象に残っているのは、植物内に含まれる色素の結合の種類を変更することで花の色を変えることができることを知りました。アントシアニンの右側の修飾基(OH)の数で花の赤青が決まり、オーロン合成酵素を用いることができれば、黄色に変えることができることを知って、植物は面白いものだと改めて実感しました。トレニアの実験を通して、花に加える酵素の組み合わせもとても重要であると思いました。
ミニ講義の論文はとても考えさせられるもので新型コロナウイルスは接触感染のリスクは意外と低いということを初めて知りました。ブレイクアウトルームでの議論は、話し合いが途切れないように書記として頑張りました。次回講義の発表会に向けてグループのみんなでよい発表ができるように発表者をサポートして、頑張りたいと思います。
今回のブログも最後まで読んでくださりありがとうございました。では、また次回の講義でお会いしましょう。
投稿者:青森県立青森高等学校