東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

シュンギクに関する発見と、カイワレダイコンのスタート(農:武田萌)

2016年10月22日 (土)

こんばんは、農学部1年の武田萌です。

本日の昼、シュンギクの様子が少し面白かったのでその件について報告したいと思います。

内容は以下の目次の通りです。

内野さんの数日前の記事と全く同じ発見かもしれませんが、

やはり自分の目で実際に現象を確認できるのは楽しいものです。


目次

1,光に向かって傾くシュンギク

2,カイワレダイコン、栽培開始!


1,光に向かって傾くシュンギク

武田萌10226武田萌102272016.10.22.Sut 12:27

気温:24度

湿度:41%

室内の窓際に置いているシュンギクですが、順調に成長しています。

とは言ってもまだまだ茎が細く、子葉も小さいので、とてもか弱く思えます...

そんなシュンギクでも、光の方向がきちんと分かっていることを確認できました。

ぐんぐん光が入ってくる方向へ傾いていくので、驚いてしまいました。

鉢の向きを変え、帰宅後の様子を楽しみにして出掛けました。


1つ注目しているのは、7粒のうち1つだけ遅れて地上に芽を出した種子です。

22日現在も、子葉の先端に種の皮がついたままで子葉を開くことができていません。

手で軽く触ってみましたが、簡単には取れそうになかったので放置しています...

明日あたりにはこの茶色い皮がポロッと落ちて、子葉が無事に開くことを祈っています。

武田萌102211


2016.10.22.Sut 19:00

気温:約15度

湿度:約71%

武田萌10227武田萌10229写真を撮る際にもう少し照明に気を遣えば良かったと反省しています。すみません...

帰宅すると、同日お昼に観察した傾きは嘘のように無くなっていました。

長さは2センチ程度になりました。

自宅にたまたまあった本を読んでみると、「本葉が1~2枚になったら、3cm間隔になるように間引き」、

「2週間に1回は追肥し」、その後に土寄せなどを行うとのこと。

シュンギクがまだとても小さいので、不安がいっぱいです。

今日はまだ肥料を与えずに、水やりだけに気を遣いました。


2,カイワレダイコン、栽培開始!

ずっと手を付けたかったカイワレダイコン。

本日の夜、ようやく栽培を開始しました。

田阪さん鈴木さんは既にカイワレダイコンを召し上がっていたのでうらやましい...!

私も今日から、シュンギクと同じように愛情を注いでいきたいと思います。


まずは、山田さん鈴木さんの過去の記事を参考に

カイワレダイコンの休眠打破に取り掛かりました。

武田萌102210水に種を投入した時から、沈むものと浮くものに分かれてしまいました。

この後少しかき混ぜてみると、水に浮いた種はごく少数になりました。

水に浮くかどうかの違いが生まれる原因は、近日中に調べてみたいと思います。

明日の朝に早く起きて様子を見るのが楽しみです。

休眠打破開始:2016.10.22 23:30

気温:16度

湿度:約86%


※今回、初めに掲載した写真は「コキア」という植物です。

森の湖畔公園で見ることができます。

なんと初心者にも育てられるそうなので、いつか挑戦できたら本当に面白そうです...!

それでは長くなりましたが今回はこのへんで。

コメント

武田さんこんにちは。

 一枚目の写真のコキアは先日私も娘と見に行きました。育てやすい植物ですが形がなんだか、もあん、としてますね。さて、シュンギクの光屈性を楽しんでますね。植物の不思議を楽しんで下さい。ただし、他の人のコメントにも書きましたが、光が弱いと変化がはっきりしますので、やや光が弱いかな、と思います。徒長した感じもありますのでなるべくよく光に当てて下さい。肥料などはまだまだ先の話です。間引きも遅めで結構ですよ。

 カイワレは他の人の報告を見てうまく大きくして下さい。遮光と光を当てるタイミングと、乾燥させないように、です。

それではまた、お待ちしております。ラボスタッフ・オガタ