東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【教養講義】「大学生のレポート作成入門-図書館を活用したスタディスキル-」研究における情報収集・評価-最終提出レポートへの全体コメント(7/24)

2016年7月25日 (月)

 今週の火曜日(7/26)に図書館での講義「大学生のレポート作成入門」が終了。今年度から、講義形式、レポート提出など大きく内容が変更。渡辺の講義枠も、講義だけでなく、実習の時間も。ただ、学生さんからのコメントを見る限りは、概ね良好だったように思いますので、次年度に向けては、あまり変更なしで。。。と思っています。ただ、受講生の皆さんは、初めてでその違いは不明かもしれないですが、実施する側にとっては、レポート評価というのが、大きな難関に。。。ただ、せっかく受講してくれた学生さんたちが、これから先、よりよいレポートを書くことができれば。。その先の論文を書くことができればと言うことで、。。できるだけ、前向きな評価をしたつもりでした。これからの参考になれば。。。

20160725130042-291a084fd1291ce6a267df4a4e7de5c22a58594b.JPG 中間評価を踏まえての最終評価と言うことで、かなり頭を抱えました。持ち点には天井があり、青天井と言うことはできません。どんなにすごくてもシーリングがかかる。。。このあたりは、こちらが評価システムを考えないといけないと。。。レポートと言うよりも、論文を書いたとき、基本、査読(reviewing)がはいります。つまり、あまりに、competitionするような研究者は避けますが、近しいfieldの人がコメントを書いて、それを受けて、論文を書いたときに、直します。直したときは、指摘に従い、どの様に直したのか、いわゆる、point-by-pointでコメントをつけて、返事を書きます。また、変更した場所については、文字の色を変えるなどして、わかるようにします。いちいち、どこをどの様に変えたのか、見比べることがたいへんなので。次年度以降、2回提出する方には、少なくとも、文字の色を変えるようなことをして、reader-friendlyなレポートをお願いすることが、よいのではと思っています。もちろん、色々な考え方の皆さんがいるので、実現するかどうかは別としても。世の中一般は、そうですので。。。

 いずれ、図表を入れながら、引用文献を入れて、このようなレポートを書くことは、ほとんど初めてでしょうから、そう考えると、かなりの難工事だったと思います。他のレポートから比べると。。。また、講義枠が5コマ目ということを考えると、最後までがんばったことは、評価に値すると思います。渡辺が学生だった頃にこんなのがあれば。。。出席していたか、どうか。。。いずれ、レポートは他のよくできたレポートを参考にしながらと言うことが、最初の頃でしたので。ただ、多くの文章を読んで、それを参考にすることは、大事なことだと思います。また、こうしたレポートを書く機会は、これから増えると思いますが、文章力が向上するには、時間がかかります。ただ、一方でやめてしまうと、あっという間に、落ちてしまうと言うのも事実。。。。ですので、この講義で学んだことをこれからの大学、大学院、さらには、その先の社会人生活にいかしてもらえればと思います。

20160725130116-bc0f4d238488b6a54b63e8a68b5851183d4b4fba.JPG 渡辺は形式と言うよりも読んでおもしろいかと言うことに、重きを置きました。それぞれの教官で、評価基準がちがうと思いますが。。。形式重視であったり。もちろん、投稿論文を書くとき、形式が整っていることは大前提。その上で、いかにおもしろい論文であるか、レポートであるかと言うことになろう。そんな点を評価したつもりである。何より、異分野のレポートが多かったが、先日なくなった大橋巨泉のような知識の幅はないにしても、ある程度は、。。。ということで、ご了解頂きたい。また、これでよかった、そうでなかったと言うことに一喜一憂しないで、精進して頂ければ、よいように思うわけです。これからの方が、レポートを書く人生は長いわけですから。

 明日の講義のあとの反省会には、渡辺も参加予定。何か気になったようなことがあれば、お声かけ下さい。そうそう、最後になってしまいましたが、これという2つのレポートと、もう1つ、渡辺の心に響いたというか、なるほどとどこかの番組ではないですが、「ガッテン」したレポートを表彰することにしました。詳細は、明日の講義の時間に担当の先生からと言うことで。渡辺が間に合えば、その時間に。。。ということで。基本、講義等は大学院だけなのですが、片平の正門の脇にある研究室におります。何かの折りに、お立ち寄り下さい。不思議なご縁でしたので。

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 わたなべしるす

 PS. この記事を書いていたら、とある大学の記事がとある新聞のtopに。。。見ている方によっては時間がずれて、ちがうかもしれないですが。。。いずれ、見方を変えれば、教育するコストに対する考え方。。。そもそも論からしたら、こんなルールを作った人が。。。。だれだろう。。。。と思うわけで。。。物事を杓子定規に何とかしようとしたら。。。と言う気がする。もちろん、その前にどんな歴史があって、こんなことをしようとしたのかと言うことを学ばないといけない。。。来年度、この講義を受講する方。こんなことをレポートに取り上げてみてはどうだろうか。。。レポート評価の記事を書いていて、そんなことを思った。おもしろいレポートになると。。。というか、そんなレポートが登場するのが楽しみだなと。。。

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