東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

変革、先達、頂点(12/21)

2016年12月21日 (水)

 今日は冬至。確かに日暮れがはやくなった。16:30頃には、薄暗くなってくる。ただ、理論的には、明日からは、少しずつ夜明けの時間が早くなるのだったような。。。朝が弱いので、あまり影響がないように思うのだが。。。2016年も10日ちょっと。何ができて、何ができなかったのか。教育研究面では、labのみなさん、共同研究先の皆様のおかげで、回復基調にある。なんとか、それを継続できるように。。。そんな研究を支えてくれるものの主力は、外部資金。渡辺の所では、科研費。学生の頃は、そんなに大きな比重でなかったが、今では大きな比重に。昔大きな比重だった「運営費交付金」。どんどん先細りしているが、回復基調にあると。。少し変革に向けて、舵を切ってもらえたのではないかと。ノーベル医学生理学賞を受賞された大隅・東京工業大栄誉教授らの信念を持ったコメントのおかげなのかも知れない。ただ、それに満足することなく、大学人としての矜持を持って、さらなる創造を目指して、まずは、残り10日ほど、がんばってみよう。

20161221170111-784fe073989ba78d4d6da693d902198fdbad11d9.JPG そんな今日は、今年最後のアウトリーチ活動。「仙台明治青年大学」での出前講義。渡辺がお世話になった先生方が参加者の平均年齢。会を統括している方は、ちょうど、渡辺の師匠の日向先生と同じくらいの年齢。さらに上の方もおられて、小学校5, 6年の担任だった白石先生くらいの年齢の方もいらっしゃると。。。皆さんお元気で、楽しんで聞いていただけたのは、望外の喜びであった。なにより、先達であるし、対話をしていて、気品にあふれていた。そんな先達の前でお話するのは、さすがに緊張した。しゃべろうと思っていた、渡辺のポストの先達が、附属農学研究所であると。それが、今の片平市民センターの場所だと。。。終わってから、失敗と反省。。。さらなる青天井の先を目指して、頑張らなければという力を頂いたのも事実。ありがとうございました。

 高齢者にも読みやすい書体を開発しているのだと。。。あまりそんなことを気にかけたことがないが、科研費の申請書を書くとき、書体を何にするかなど、それは気にかける。と言う意味では、日頃から気にしているのかも知れない。無意識のうちに。そんな開発もあれば、液体燃料でなくて、固体燃料ロケットの打ち上げが成功したと。。。子供の頃は、ロケットを打ち上げたいと思っていたことも。。。ただ、変わってないのは、頂点を目指すこと、ずっと高いところを目指すことなのかも知れない。頂点という意味では、第75期将棋名人戦・A級順位戦も6回戦まで終わって、稲葉陽八段が6勝0敗で単独トップ。若手が活躍しているもあるが、これまでの世代の羽生三冠も4勝2敗で追走とか。。。誰もが目指す頂点。それにこだわり、2017年での創造に向けて、しっかりとした覚悟を持って、がんばってみないと。。。それがきっと物事をよい方向にするのであろう。。。間違いなく。。。

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 わたなべしるす




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