東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【教養講義】「大学生のレポート作成入門-図書館を活用したスタディスキル-」研究における情報収集・評価(5/16)

2017年5月26日 (金)

 天気の1ヶ月予報を見ると、気温は平年より高め。降水量は平年並みとか。。。この記事を書いている週末も曇りから雨模様。本来なら「ソフトボール大会」が予定されていたようですが、これでは足下が。。。もちろん、本業のアブラナの花を使った実験も。植物はよくできたもので、ガラス室で栽培していても、雨というか湿度が高いと、葯が裂開せず、花粉が散らないようになっているわけです。まあ、そんな日は、たまった書き物を片付けるのが、大事なことで。。先週末の「オープンラボ」があったり、その前は来客だったり。。。今週はというと。。。ぱっと思い出せないのですが、いずれバタバタで。気がついたら、5/16(火)に行った図書館の講義、「大学生のレポート作成入門-図書館を活用したスタディスキル-」のことを記すのを失念しており。。。時すでに遅しというところはありますが、何かの参考になればと言うことで。。。

20170526103749-9095b44f8512d032f7003649d00a6439721cf5dc.JPG 前の週は、通常の講義で「自然科学における論文作成の実際」ということで、研究を行い、論文を書くために大事なこと。論文を書くというのは、ある意味、その仕事にけりをつけると言うことでもあるわけで、今となっては、研究費をもらっていることに対する「謝辞(acknowledgement)」に近いことなのかも知れないです。納税者に対して。2コマ目は、「自然科学系における文献検索と引用」ということで、パソコンを使った実習形式。昨年度も同じように行いましたが、文献検索のプロである、図書館の職員の方が全面的にバックアップと言うよりも、2/3くらいの時間の実習を担当頂きました。1年生が対象と言うこともあって、英語の文献よりも日本語の文献をという配慮であったり、講義をしている渡辺の論文を探してみようというようなことも。それぞれのdatabaseで少しずつ違った特徴があり、使う環境に応じて、どの様にすればよいか、分かったのではないでしょうか。

 最後の時間を使って、研究者が編纂した論文などをまとめたIDについて。渡辺がお知らせしているのは、「Thomson Reuters:RESEARCHERID」と「Google Scholar Citations」。完全に使いこなしているわけではないですが、。。また、最近、新たに登録したのは、「ORCID」。基本は自分で登録をするわけですが、一度、登録したら、自動的に論文の被引用数を数えてくれたり。。。また、大学、分野ごとのような形で、比較もできるのだと思います。論文だけで決めるというのもどうかとは思いますが、1つの指標にはなるはずで。。。

20170526103807-15296828b2e65b3a080931aba6b58f572a08d203.JPG 最後になりましたが、附属図書館・吉植様、小林様、影山様、全体の統括から実習の準備、サポート等、ありがとうございました。次年度はさらに進化した形で、講義できればと思いますので。



 わたなべしるす

 PS. 今年度の受講生は、昨年度よりも少なめとか。これくらいの人数の方がこうした実習型の講義ではやりやすいようにも。複数の教員が担当しているので、難しいところですが、それぞれのスタンスがあって。ただ、去年より少なめになった要因はきちんと解析をすること、もちろん、実態調査までは難しいにしても。。。後半戦のレポート作成をがんばってほしいというか、去年の半分のレポートへのコメントだということで少しほっとしていたりもするわけですが。。。そうそう、受講生の皆さん、レポート作成の上での質問などあれば、mailを頂ければと思います。

 PS.のPS. 最初の講義をしていた頃だったでしょうか、渡辺のふるさと・今治がニュースで。。。この記事を書く頃には、別の「国家戦略特区」とかいうところに、今治市が指定されていて。。。こちらはニュースで初めて知ったわけですが。出前講義で年に数回行ったくらいでは、そんな指定をされているなんて。。。いずれ、静かな街だったはずなのに。。。来月の出前講義の時に何か聞いて見るのがと。。。ただ、この関係で、今まで読むのが難しかった漢字を読むことができるように。。「忖度」。これはありがたいことかなと。

 PS.のPS.のPS. 渡辺は飲むのは苦手ですが、こんなのがあれば。さすが、円谷プロだなと。。感動でした。

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