東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

News Release

【研究成果】「菜の花と人間の文化史-アブラナ科植物の栽培・利用と食文化-」武田和哉・渡辺正夫 編の著書が勉誠出版から(7/17)

2019年7月17日 (水)

 天気予報を見ると、来週の終わり頃には、仙台でも晴れ間も見えるとか。ただ、急に気温が平年並みになると、生き物にとっては少々厳しいところがあって。。。もちろん、わずかながらも晴れ間が見えるのは、農作物の生育には大事なことなのだろうと。

 そんな仙台らしい梅雨が続く7月中旬。これまで、文系の先生方との共同研究を「出版」と言う形に。共同研究は、基盤研究(B)(海外学術)「アブラナ科植物の伝播・栽培・食文化史に関する領域融合的研究」基盤研究(B)(特設分野)「歴史史料・考古資料活用による次世代作物資源の多様性構築に向けた学際的研究」の中での一環として、「菜の花と人間の文化史-アブラナ科植物の栽培・利用と食文化-」を出版。厳密には、出版前のようですが、近日刊行予定と言うことですので、お許しを。で、肝腎の中身。アブラナ科植物というか、作物を文系側・理系側から多角的に解析したもの。毎日の主穀であるイネの脇にある添え物のような存在ですが、あまり目立たっていないですが、その歴史、科学を理解すると意外なことが見えると思いますので。どこかで見かけたり、手に取ることがあったら、ご一読頂ければ、幸いです。

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 わたなべしるす

 PS. 出版までには、いろいろなことが。そんな中でも、原稿とゲラとのcheckを伊藤さんがかなりハードに。また、ポンチ絵はスタッフの増子さんのお手伝いで。ありがとうございました。この場を借りて、お礼申し上げます。渡辺はどちらも苦手で。。。



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