東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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News Release

【お知らせ】日本植物生理学会誌・Plant Cell Physiol. (PCP)の2014年インパクトファクター決定(7/21)

2015年7月21日 (火)

 ちょうど1ヶ月くらい前になりますが、学部1年生向けに「大学生のレポート作成入門--情報探索から執筆まで(資料・情報の活用方法(4))--」ということで、情報をどの様に利活用するのか、また、Journalの評価、個人の評価というのは何なのかと言うことで、IF, h-indexなどを講義しました。そういえば、この時期は、それぞれのJournalの去年のIF値が公開される頃で。。。

 以前、Plant Cell Physiol. (PCP)のeditorをしていたこともあって、毎年計算される、トムソン・ロイター社のインパクトファクター(IF)が出ると、やっぱり、気になります。

DSCN7892.JPG さて、その2014年のIFが、発表されました。

 2014年 2-Year IF:4.931, 5-Year IF:5.156

 でした。ちなみに、2-Year IFは一昨年の数値が4.134、昨年が4.978。昨年の数値を少し下回りましたが、5-Year IFがはじめて、5.000を超えました。editorをはじめとする関係の皆様の努力に頭が下がります。今年もまた、よい論文をPCPに投稿したいと思いますし、みなさまに、PCPの論文を引用いただければ、幸いです。

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 わたなべしるす

 PS. Plant Science分野では、IF順位  15位/200誌  で、昨年と同順位。来年こそ、top 10を目指して。。。。。というか、こんなことをしてないで、論文投稿をこの夏にはいくつかしないと。あまりため込むのはよくないので。。。

 

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【お知らせ】仙台市教育センター・教員向け環境教育研修を7/31(金)に実施(6/28)

2015年6月28日 (日)

 土曜日は今年度最初の科学者の卵養成講座。最後のところで、文章を書くことの大切さと言うことで、HPにできるだけ多くの文章を書くような機会をということで、通常の講義が終わったあとの感想などを書く記事の部分身近なところにある科学の発見というようなことで、もう少し短い文章でたくさん書く機会をということで。かなり多くの方々がチャレンジしてくれているのは、たいへん良いことだなと。

DSCN7771.JPG 一方、仙台市教育センターからは今年度は2つのコラボを頂きました。1つが、仙台市理科特別授業。4つの学校からリクエストをいただき、8月の終わりから年度末にかけて伺います。これまで伺ったところ、初めての所などあって、楽しみです。それともう一つが、市内の小中高などの先生向けのトピック研修の「環境教育研修」。タイトルは、少し大きくなったかもしれないですが、「身の回りはいろいろな環境ということを児童生徒に気付いてもらおう」、としました。実施は、7/31(金)の午前中。どうしても、理科でのみ、自然を扱いがちですが、そんなことはなくて、環境というのはとても広い言葉で。本学の大学院環境科学研究科でもかなり広領域を扱っています。そんなような話もと思っております。

 受講される先生方の人数は、すでに伺っておりますが、まだ、定員を超えてないような状況です。そんな理科だけでない話を聞いて、子供たちに接してもらえると、環境をもっと広く考える子供たちになるのではと。どんな先生方が参加されるのか、これまでの出前講義でお世話になった方々、これからの出前講義のきっかけになる先生ともお目にかかることができればと。楽しみにしております。詳しくは、仙台市教育センターのほうにお問い合わせ頂ければと。

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 わたなべしるす

 PS. 環境科学が広領域になるというのを、金曜日の図書館の講義のあとの議論でも。。。確かに。。と、皆さんで納得でしたので。。。
 

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【お知らせ・再掲】大学生のレポート作成入門--情報探索から執筆まで(資料・情報の活用方法(4))--の講義、学部一年生向け、6/26(金)に実施(6/20)

2015年6月20日 (土)

 4月に一度、掲載していましたが、今年度で5年度目になる、「大学生のレポート作成入門--情報探索から執筆まで(資料・情報の活用方法(4))--」の講義。今年度から、名称変更と後期の枠から前期の枠に。そのおかげか、受講生が100名を超えて、講義室も下記のように変更となるくらい。。。ありがたい限りです。講義をする方としては。それで、1ヶ月くらい前に、再掲載して、講義をとってないけど、出たいという方にアナウンスなのですが、6月はいろいろなことが破綻している状況で、1週間前の案内となったこと、お許し下さい。

DSCN7215.JPG すでに受講している方には、当日お目にかかれるとして、。そうでなくて、HPをご覧頂いている方。講義室のサイズは、C200ですから、300名近くは入れるはず。つまり、これまで渡辺の講義をどこかで聴いていた、あるいは、聞いてなくても、情報をどう活かして、これから生きていくかというのは重要なこと。その渡辺の講義だけでもつまみ食い。と言うことが可能なが大学の講義のよいところ。organizeして頂いている図書館の方々もwelcomeと。ということですので、単位になるとか、そんなことは気にせず、これという講義は聴いてみるというモデルとして、いかがでしょうか。

 講義の詳細は、4月に掲載した記事を見て頂くのがよいですが、概略を説明しておけば、基本、理系かも知れないですが、研究をする上におい得て、どうやって論文などの情報を集めて、利活用するのか。さらには、実際、書いた論文がどの様に評価されているのか、個人の評価にもつながると。そうした評価のシステムも簡単に。と思っております。いろいろな都合があって、5コマ目の講義に出るのは大変かも知れませんが、渡辺が講義をすると、何か出し物があるわけです。それを楽しみにいらしてください。

DSCN7358.JPG 長くなりましたが、渡辺が担当するのは、

 講義名:大学生のレポート作成入門--情報探索から執筆まで--
    資料・情報の活用方法(4)研究活動の実際と情報探索①自然科学分野

 日時:6/26(金), 5講時(16:20-17:50)。川北講義棟C200です。


 では、上記の時間にお待ちしております。

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 わたなべしるす

 

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【お知らせ】オープンキャンパス(7/29-30)に伴う研究室公開について(6/5)

2015年6月 5日 (金)

 以前は、webを立ち上げると、最初のHome pageとして、大学のtop pageが見えていたのですが、何かのhard vs. softの不和合性というか、不具合だと思いますが、何もない画面に。。。そんなこともあって、大学のtop pageに何があるかを少し気にしないでいる時間が長くなり。よいのか、どうなのか。。。何が広報されているのか、その広報の仕方を理解する上では、大事と思いつつ。ただ、出先で使うパソコンの場合は、不具合が生じないので、。。そんな時に見つけたのが、例年7月末に開催される「オープンキャンパス(7/29-30)に伴う研究室公開」。学部をcareされている研究室にとっては、そうした場面で高校生と接する機会があるのだと思いますが、渡辺のように大学院専任だと。。。ただ、例年、このHPに書いていますが、大学とはどんなところかを見るのであれば。そうでなくて、せっかくなら、研究室の中までという機会は、渡辺の研究室であれば、先月末の「オープンラボ」のような機会が。

DSCN5429.JPG もちろん、最近は、高校生でなく、中学生の時代から、オープンキャンパスに行っているとか。渡辺の頃は、共通一次試験で大学に入ったのがはじめて。机が、高校と変わらなかったのが、驚きであったのと。集中暖房で、管が暖まるときに随分すごい音がしていたのを思い出しますが、不思議とあの音が社会問題になることもなく。というか、音を気にしていたら、間に合わないので、ひたすら、何かをやっていたような。要領よく問題を解くヒトではなかったので。。。と言う大学のイメージで大学に入り。。。すっかり、そこで生活するようになるとは。。。もちろん、そんなきっかけを作ってくれたのは、師匠である日向先生のおかげ。研究だけでなく、いろいろな面でたくさんのことを学べたことで、今があると。そんな風に、大学を見てみるというのは、いかがでしょうか。

 さて、オープンキャンパスの話から、随分話がそれましたが、オープンキャンパスだと、なかなか研究室を見たり、スタッフと話をしたりというのも難しいと、どこかできいたことがあります。オープンキャンパスが開催されるのは、雨宮、川内、青葉山、星陵のキャンパス。片平キャンパスでは、そうしたイベントはありません。HPによると。つまり、ゆったり、研究室を見学できる絶好のチャンス。去年も金沢泉丘、小松秋田南の3校の生徒さんたちが研究室にいらっしゃいました。そうしたことがきっかけで、受験をがんっばることができたという方も。ありがたいことです。

DSCN4925.JPG ということで、この2日間、基本、研究室にいるようにしますので、例えば、これまで渡辺の講義を聴いていたけど、研究室はどうなっているのか。あるいは、すでに大学生になっていて、高校生の時に渡辺の研究室を見て、頑張れたという方には、是非、後輩の方々に、そうしたところに行って刺激を受けるのがよいのではと、suggestして頂けるのがよいかと。もし、研究室に来る時間が決まっているようでしたら、mailでご連絡頂ければ、幸いです。その時間は、研究室にいるようにします。オープンキャンパスでは、教授と長い時間話すことは難しく、大学という雰囲気を味わうことができる程度。そうではなく、ぜひ、教授、スタッフ、学生さんと話をしてみるのは、これからの4年間、さらには、その先の大学院を考えても大事ではないかと。

 長くなりました。お時間のある方は、是非いらしてください。駅からゆっくり歩いて15minという町中にありますので、雨宮、青葉山・川内からの帰り、雨宮から、駅に帰る途中など。研究室までの道順は、こちらまで。また、いらっしゃることを考えている方は、ぜひ、連絡をお待ちしております。もちろん、飛び込みも。

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 わたなべしるす
 

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【研究成果】Brassica rapaゲノムにおけるMADS-box遺伝子族の同定・解析と器官発生・ストレス耐性との関連をBMC Genomicsに発表(海外3研究室との共同研究; 5/12)

2015年5月12日 (火)

 4月末、科研費の関係で韓国出張でした。詳細を科研費のHPに書こうと思いつつ。ようやく。。。top pageからしか見てない方、時間の許す限り、こんなこともしていると言うことで。ご覧頂ければ。。。

DSCN6838.JPG そんな韓国との共同研究。昨年の10月にも順天大のPark博士をはじめとする研究室との共同研究(Brassica rapaゲノムにおけるLIM遺伝子族の同定と解析)をBMC Genomicsに発表しましたが、今回は、植物の転写因子としては、有名なMADS-box遺伝子。花の形態形成のABCモデルで有名かもしれないですが、。。そのMADS-box遺伝子を前回同様に、ゲノムワイドに解析。器官発達とストレス耐性との関連も。その共同研究がBMC Genomicsに受理されました(Saha et al. (2015) Genome-wide identification and characterization of MADS-box family genes related to organ development and stress resistance in Brassica rapa. BMC Genomics 16: 178, http://www.biomedcentral.com/1471-2164/16/178)。BMC Genomicsは、Open accessのJournalですので、上記のURLからdownloadして、だれでも見ることができますので。

 さらにdeepな形で共同研究ができればと。。。今後も楽しみに。。。

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 わたなべしるす

 

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