【お知らせ】「植物まるかじり叢書」の復刊について(1/20)
2022年1月20日 (木)
1月20日、今日は大寒。例年よりも気温が低めに推移している2021年度。朝の最低気温がもう少し高いと植物にストレスでないような気がするのですが。。。お天道様にお任せで植物を栽培し、開花させているので、そこはこちらが何かを工夫するしかないのかもしれないのですが。 さて、2007-2008年にかけて、日本植物生理学会が企画し、植物の生き様を5つの角度から初学者向けに出版されたのが「植物まるかじり叢書」。この企画の元、渡辺を取材頂き、第3巻「花はなぜ咲くの?」の6章で自家不和合性についての記事にして頂いたのが、サイエンスライターの西村尚子さん。渡辺のHPに簡単な記事が残っていました。2008年3月30日付けで。好評の本でしたが、絶版になっており、手元に届けるのが難し状態でした。
絶版になっていた第1-3, 5巻が、昨年末に電子版、オンデマンド(POD)方式で出版となりました。2008年から15年近くたっているので、その間の研究の進歩については学会のHPに「電子版・POD版特設ページ」が設けられています。電子版・POD版とwebの最新情報を組み合わせることでより分かりやすく「植物の受粉反応、自家不和合性」のことを理解頂けるかと思います。もちろん、「光合成」、「環境応答」、「進化」、「遺伝子組換え植物」を扱っている第3巻以外もご一読を。。。
わたなべしるす