お知らせ
- 2025.01.28若手の会2024を開催しました!
- 2025.01.27【本領域共催】Keystone symposia "Plant Epigenetics and Epigenome Engineering"のご案内(2025年10月13日~16日)
- 2024.12.02【本領域共催】Cold Spring Harbor Asia, Awaji, 国際シンポジウムを開催します(2025年5月18日~22日)
- 2025.01.27【プレスリリース】エジプシャンクローバーの高精度全ゲノム解読 ~品種の特性を最新ロングリード技術で解明~
- 2024.12.05【プレスリリース】植物花粉の急速な目覚めを支える巨大タンパク質の発見(藤井班)
- 2024.12.04【プレスリリース】ヒメツリガネゴケをモデルとしてメスの生殖器官発生を運命づける転写因子PpRKDの同定に成功(榊原班)
両性花を基軸とした植物の繁殖戦略の「挑戦性の痕跡」を
紐解くため、先端情報学をコアに異分野を連結して
生殖システムの基盤原理の理解への変革を目指します。
植物は自ら移動できないため、着生環境に合わせた可変的な繁殖戦略を見せます。その典型例が自殖(自己交雑)と他殖(他者との交雑)という真逆の生殖システムを内包する「両性花」です。それぞれの植物種は、繁殖戦略に合わせてこの自殖と他殖を目まぐるしく改変しており、その作働因子群における極端に速い進化の動態は、ゲノム配列やタンパク質立体構造に痕跡として刻まれています。本領域では、この両性花を基軸とした植物の繁殖戦略の「挑戦性の痕跡」を紐解くため、AI技術を中心とした先端情報学をコアとしてゲノム生物学、構造生物学や有機化学等の異分野を連結し、静的な植物の極めて動的な生殖システムの基盤原理の理解への変革を目指します。
