お知らせ
- 2023.03.233月28日(火)15:00~ 金沢大学 能登臨海実験施設の豊田 賢治博士による ハイブリッドセミナーを開催します。
- 2023.01.24本領域が共催するCSHAシンポジウム-Integrative Epigenetics in Plants-が開催されました!
- 2022.12.203月28日(火)15:00~ 金沢大学 能登臨海実験施設の豊田 賢治博士による ハイブリッドセミナーを開催します。
- 2023.03.23【レポート】The Plant & Animal Genome Congress (PAG) 30参加と、国際トウモロコシ・コムギ研究所(CIMMYT)訪問
- 2023.03.22赤木先生の論文がNature Plantsの表紙&ハイライトに選ばれました!
- 2023.03.09【レポート】学会参加報告(The Plant & Animal Genome Conference:Pag30)とUC Davisへの訪問2
両性花を基軸とした植物の繁殖戦略の「挑戦性の痕跡」を
紐解くため、先端情報学をコアに異分野を連結して
生殖システムの基盤原理の理解への変革を目指します。
植物は自ら移動できないため、着生環境に合わせた可変的な繁殖戦略を見せます。その典型例が自殖(自己交雑)と他殖(他者との交雑)という真逆の生殖システムを内包する「両性花」です。それぞれの植物種は、繁殖戦略に合わせてこの自殖と他殖を目まぐるしく改変しており、その作働因子群における極端に速い進化の動態は、ゲノム配列やタンパク質立体構造に痕跡として刻まれています。本領域では、この両性花を基軸とした植物の繁殖戦略の「挑戦性の痕跡」を紐解くため、AI技術を中心とした先端情報学をコアとしてゲノム生物学、構造生物学や有機化学等の異分野を連結し、静的な植物の極めて動的な生殖システムの基盤原理の理解への変革を目指します。
