久しぶりのコマツナ(農:平岩愛彩)
2016年11月25日 (金)
農学部の平岩愛彩です。いつの間にやらクリスマスまであと1か月。時間が経つのはなんと早いものなのでしょう。今回最初に載せた写真は、先日、バイト帰りに定禅寺通りで撮影したもの。おそらく、光のページェントの準備中ですね。せっかく仙台にいるのだから、1度は行ってみたいものです。
それでは、今日はコマツナの近況報告をしたいと思います。
徒長したところで投稿が止まっていたコマツナですが、農学部の内野さんの手助けもあり、無事徒長対策が行えました。そして、 栽培開始から今日(11/25)で51日目。その様子がこちらです。
まず、パッと見て、大きくなったことはもちろんですが、色が濃くなりました。鮮やかな緑色だったのが今では深緑色。もうしっかりとした「葉」です。触った感じも固くなっていて、強そうです。ただ、間引きが甘かったのかこれだけ日が経ってもお店で見るコマツナほど大きくはなっていません。続いて、一つ一つのコマツナを見ながら、細かいところも見ていきましょう。
5
葉の枚数は8枚。それに加えて、真ん中から生えかけているのが1枚見えます。一番大きく開いている対になっている葉の端から端までの長さは約14cm。真ん中にいるせいか、残した3つの中で最も堂々としているように見えます。実際、一番大きく見えます。
4
こちらも5と同じく葉の枚数は8枚で、9枚目が見えています。同様に長さを測っても、こちらも約14cm。見た感じより5とは大きさの差がそれほどないのかもしれません。
2
2は4や5とは異なり、葉の枚数は6枚。小さく7枚目が見えてきています。4や5よ1段階成長が遅いようです。ですが、同様に長さを測ってみると同じく約14cm。今回の私のこの計測方法では、単純に大きさ、生長度合いの比較はできないようです。今回は行いませんでしたが、次回か収穫時にでも葉面積を測ってみたいと思いました。
そして、全体を通して気づいたこと。それは、子葉の大きさがほとんど変化していないということです。本来ならちゃんと葉面積を求めるなどして比較すべきだったのですが、目視での比較で申し訳ないです。ですが、本当にあまり変わっていません。前回の投稿で調べた通り、子葉は発芽のための養分を蓄え、本葉が生えてくるまでの生長を支えることが主な役割。つまり、子葉自体が生長する必要はない。その結果がおそらくこのような大きさの変化がないという状態を生み出したのでしょう。やはり、自分の目で確かめるとおもしろいですね。感動します。
ここ1週間様子を見てきて、コマツナの大きさは変化していないように見えます。ある程度大きくなったので、生長に気がつきにくくなったのかもしれません。いつものサイトによると、コマツナの収穫時期の目安は、晩秋播きで60~100日。見た目では背丈が20~25cmとのことでした。また、コマツナは20cmを超えたあたりから急激に生長し、生長しすぎると味が落ちるそうです。おいしく食べたいので、収穫時期は逃さないようにしたいです。
それでは、少し短いですが今日はこの辺で。近いうちに豆苗と吹立菜についても投稿します。
2016.11.25 曇り
コマツナ51日目 豆苗・吹立菜20日目
コメント
農学部・平岩さん
遺伝の渡辺でございます。中間発表と続けての投稿以来ですね。コマツナ、いい感じに葉っぱが生長して、コマツナらしくなってきましたね。徒長の頃を考えると、うまく水、肥料、太陽光など、うまく管理できているのではと思います。葉っぱの色が濃いというのが、おいしそうですね。お店で見たものよりも小さいのは、わかります。色はどうでしょうか。同じくらいなら、肥料などに肥培管理が、うまくいっていると思います。水、太陽光を含めて。もし、色が薄いなら、施肥など、管理が大事になりますね。葉っぱの枚数も数えているのはよいですね。先にも書いたように、せっかくなので、市販のコマツナと葉っぱの大きさとか、枚数なども比較してはどうでしょうか。農学部の武田さんの記事へのコメントに生長曲線と書いたような。。新しいこととして。。なので、たとえば、市販品と何が違うかというのは、皆さん、スプラウトでやっていましたよね。市販品との比較。コマツナも収穫時期が近いので、そんなことをやってみるのもよいかと。いかがでしょうか。
もちろん、葉っぱの長さとか、幅とかを生長曲線というのもありですよ。難しく考えないで、毎日、長さを測って、それを日付けを横軸、生長量か、実測値を縦軸にとしてみると、どの様に生長しているかと。それを温度などを日付と対応させて、温度が高い、太陽光が多いと、生長がよいとか。そんな感じで。葉面積を計るのが大変なので、縦、横の長さから、楕円と推測して、概算してはどうでしょうか。堅苦しくない範囲で、概算すること、それでも、おもしろいと思いますが。。。どうでしょうか。
あとは、これはという個体を間引きするようであれば、試食してみるというもありかなと。どうでしょうか。豆苗、吹立菜についてのuploadも楽しみにしております。
わたなべしるす