東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

News Release

【お知らせ】学部講義・展開ゼミ「秋冬野菜を盆栽として育ててみよう」は、10月4日(木)スタートですが、事前の申込を。。(9/21)

2018年9月21日 (金)

 今年の夏は、仙台でも37oCを超えるなど、記録ずくめだったので、秋ももう少し遅くなるのかと思っていたら、意外とそうでもなく、朝の気温が15oC近くまで下がり、おまけに秋雨前線の影響と思われる雨も多く。。。稲刈り、秋作のできばえなどが気になる訳です。農家をやっているわけではないですが、学生の頃に、何かの講義で、「実験材料の作物を農家と同じレベルで育てて、その形質を評価しないといけないと。。」。もちろん、研究内容がすぐに現場にという研究内容ではないですが、どこかで育種に貢献するとなれば、栽培技術というのは、重要なことなのだろうと。。。

20180921200528-4a984a3627ba45da166fe6ddd6569cef6533becb.JPG そんな栽培を講義としてやってみようとして計画したのが、5年前の基礎ゼミ。それを後期の展開ゼミに発展させて、今年で5年目。記事を書きやすいシステムにすることもできて、というのが現状かと。。。で、今年度は何をさらに発展させようかと言うことで、歴史をひもとくのがその1つのあり方かなと。。渡辺のポストを遡ると、多分、戦前に設置された附置研の「農学研究所」の水島宇三郎助教授になるのだろうと。水島先生が農林省農事試験場で仕事をされていた当時の上司が後に「禹の三角形」を発表する「禹長春博士」。試験場での研究のあとは、京都にあるタキイ種苗の附属農場の場長として、品種改良をされていたと。。。そんなご縁もあり、今年度からタキイ種苗とのコラボというか、今流行りの言葉で言えば、「タキイ種苗プレゼンツ」とでも。。。「プレゼンツ」の中身については、また、HPを介してと言うことで。。。

20180921201150-c9ce8afeda2d396b5f79e776d8a0dcffbc944ab6.JPG 講義が10月から開始の後期枠。早くにシラバスなどを見た方は、早くから申し込んでくれていて、現在、3名。HPでの双方向のやりとりをする関係で、人数は20名限定に。昨年度は、宮城県教育委員会とのコラボで、高校生2名が参加してくれていたのですが、今年度は久しぶりに参加がないということで、大学生に20名の枠を。

 秋から春にかけての野菜を手元で栽培してみたい方。栽培を通じて、観察力を養成したい方。さらには、それを情報発信して、文章力を身につけたい方。もちろん、この全ての習得ができれば、こちらはありがたいわけですが。詳細は、渡辺のHP、4月の記事に記してあります。そちらをご覧下さい。もちろん、シラバスにも記してあります。シラバスにも書いたとおり、双方向のやりとりを行うため、事前に渡辺に申し込み、受講可能というmailを受け取った方のみ、受講できます。少し煩雑ですが、ご了解下さい。今年もまた、栽培でおもしろい記事を書いてくれる受講生をお待ちしております。

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 わたなべしるす




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