東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

News Release

【研究成果】ハクサイの品種改良における重要形質に関する著書の執筆(1/5)

2022年1月 5日 (水)

 ハクサイは基本、晩秋から冬にかけて収穫するのが基本ですが、現在では多様な品種が育成され、周年での栽培が可能になっています。そうした品種改良を支える基礎的形質として、耐病性、雑種強勢、マーカー選抜、自家不和合性、春化などがあります。こうした形質について現状を取りまとめました。

 著書はSpringerから出版された「Advances in Plant Breeding Strategies: Vegetable Crops (Volume 10: Leaves, Flowerheads, Green Pods, Mushrooms and Truffles); Eds. by Al-Khayri, J. M., Mohan Jain, S., Johnson, D. V.」のChapter 2の「Chinese Cabbage (Brassica rapa L. var. pekinensis) Breeding: Application of Molecular Technology」を韓国・順天大、神戸大との共同執筆で、Okamoto et al. として発表しました。Online上では2021年8月に発表されていたのですが、諸事に追われて公表好評の機会を逸して4ヶ月ちょっと遅れた形での報告となりました。著書なので、容易に入手できないということもありますが、ご覧頂ければ幸いです。

20220105191139-46a7349fb018a5927063baf1a1cc4fcf9cfc3009.JPG
 わたなべしるす


ARCHIVE