東北大学・飛翔型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

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平成23年度活動ブログ

平成23年度活動ブログ養成講座の活動を記録しています。

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2012.01.16

第8回 科学者の卵養成講座 の様子

科学者の卵のみなさん、こんにちは。114日(土)に行われた養成講座の様子をレポートします。

 

今回は、今年度受講生81名、エクステンド生3名の方々が参加しました。

 

1300からの養成講座 前半は「3次元球面とポアンカレ予想~世紀の難問に挑戦した数学者達~」」 講師は、理学研究科数学専攻・教授 西川 青季 先生です。

 

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「ポアンカレ予想」とは、『ミレニアム懸賞問題』の一つで、100年もの間、誰にも解けなかった数学の難問を、2006年にロシアの数学者グレゴリ・ペレリマンが証明した問題です。

導入部分では、「同相」という考え方をご説明頂きました。

「大学の数学は、難しい計算をするよりも、発想の転換が重要で、頭の中でのイマジネーションを広げることが重要になってくる」という西川先生のお話が印象的でした。

 

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この難問についての講義、みなさん、真剣な表情です。

レポートにも一生懸命に取り組んでいます。

 

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この『ミレニアム懸賞問題』、ポアンカレ予想以外の6問は、未解決です。将来、みなさんの中からこの問題に取り組む人が出てくるかも・・・?!

 

後半は「大学院生との語らい」 今回は、生命科学系の学部生、大学院生に集まって頂き、大学生活や研究のことを色々お話して頂きました。

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参加した学部生の中には、科学者の卵養成講座1年目の受講生だった方もいました。色々参考になるお話が聞けたのではないでしょうか。

 

以上、第7回講座のレポートでした。

今回の講座は、連日の寒さのためか、体調不良で急きょ欠席された受講生もいたそうです。みなさん、体調管理を心がけましょう!

 

★お知らせ.

来月は、第9回講座(211日(土))、場所は片平キャンパスさくらホールです。

・【講義】身体を使って考える環境問題

(大学院教育学研究科 准教授 谷口 和也 先生)

 

・【講義】複雑な構造を持つ天然有機化合物の合成

(大学院理学研究科 准教授 佐藤 格 先生)

 

です。詳細は随時ブログ等でご連絡しますので、チェックしてください。

どうぞお楽しみに!

 

 

いわぶち

 

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