宮城県仙台第二高等学校の岩渕です。
更新が大幅に遅れてしまいましたが、第4回目のエクステンドコースで行ったことをレポートしたいと思います。
○4回目の実験内容
・カラムを使用した標準溶液の溶離実験
今回の実験では、予め金属を吸着させたMCをどのような溶液を使用すれば溶離(=分離)ができるのかを実験しました。
これが実験に使用したカラムです↓

二重構造で、、カラム本体と、温度を25℃に保つための水を循環させるための層の2つから構成されています。
まず、カラムの中にMCと純水を入れます。

次に、金属溶液を注入し、MCに金属を吸着させます。

※この金属溶液について※
6種類(オスニウム、イリジウム、パラジウム、白金、金、水銀)1000ppm(1g/L)をそれぞれ1mlずつ混合させて作成しました。
なので、実際の濃度は約167ppmです。
これを3時間放置して、金属をMCに吸着させました。
ここからが溶離実験です。
図のように、カラムと装置を連結させました。

写真からでは分かりづらいので補足すると、
下の溶液(硝酸)→ピンク色のポンプ→カラム本体→灰色の機械
の順番に繋がっています。
灰色の機械には試験管を入れて、流し込んだ溶液を入れました。
流し込んだ溶液は3種類で、
流し込んだ量はそれぞれ
・純水→合計9ml
・硝酸1mol/L→12ml
・硝酸3mol/L→12ml
の3種類です。
なお、硝酸は濃硝酸を希釈して使用しました

流し込む様子↓

この実験のデータは、7日目にICPを用いて検証する予定です。
以上、第4日目の実験でした。
・カラムを使用した標準溶液の溶離実験
今回の実験では、予め金属を吸着させたMCをどのような溶液を使用すれば溶離(=分離)ができるのかを実験しました。
これが実験に使用したカラムです↓

二重構造で、、カラム本体と、温度を25℃に保つための水を循環させるための層の2つから構成されています。
まず、カラムの中にMCと純水を入れます。

次に、金属溶液を注入し、MCに金属を吸着させます。

※この金属溶液について※
6種類(オスニウム、イリジウム、パラジウム、白金、金、水銀)1000ppm(1g/L)をそれぞれ1mlずつ混合させて作成しました。
なので、実際の濃度は約167ppmです。
これを3時間放置して、金属をMCに吸着させました。
ここからが溶離実験です。
図のように、カラムと装置を連結させました。

写真からでは分かりづらいので補足すると、
下の溶液(硝酸)→ピンク色のポンプ→カラム本体→灰色の機械
の順番に繋がっています。
灰色の機械には試験管を入れて、流し込んだ溶液を入れました。
流し込んだ溶液は3種類で、
流し込んだ量はそれぞれ
・純水→合計9ml
・硝酸1mol/L→12ml
・硝酸3mol/L→12ml
の3種類です。
なお、硝酸は濃硝酸を希釈して使用しました

流し込む様子↓

この実験のデータは、7日目にICPを用いて検証する予定です。
以上、第4日目の実験でした。