東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

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平成27年度 活動ブログ

平成27年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2015.07.22

My impression of the second lecture

こんにちは。仙台白百合学園高等学校の石井美土里です。2回目の講義も前回同様に充実していて有意義でした。

まず印象深かったことを2つ記します。

一つ目は渡辺教授の自家不和合性の講義で聞いた、雌しべがどのように自分に付着した花粉を見分けて拒絶しているかという話です。雌しべと花粉にそれぞれ因子があって、それらが相互作用することによって雌しべが自分と自分以外の花粉を識別しているとわかり、雌しべが子孫を増やすことに努力する姿から生物の神秘を感じました。また、講義後に渡辺教授のホームページを見て、自家不和合性がアブラナなど、植物の効率よい品種改良が可能になるということを知りました。私は以前、農家に行った時に知識や経験で行う品種改良の大変さを分かったので、自家不和合性によって、それを解決することが出来るのは、今までの苦労を解決に導くので、画期的なことだと思います。さらに私は、自家不和合性の最大の特徴である、雌しべが自分以外の花粉とだけ交配することに加えて、人間に害を与えない花粉で受粉出来るようにならないかと考えました。雌しべは交配する相手を識別出来るわけですから、頭脳が優れているのだと想像しました。私も毎年のように花粉症に苦しむ患者の一人です。私が上記に述べたことが実現して、花粉症でつらい思いをする人が少なくなると良いと思います。

二つ目は海野教授の講義の大津波の前には必ずしも潮が引くとは限らないという話です。海底が断層運動したためその上の海水を押し上げ、押し上げられた水の塊が津波となることを知りました。震災の時に津波は引き波から始まっている映像を見て、その印象が強かったので話を聞いてとても興味深かったです。また実験が出来ない自然科学の難しさを知り、科学者の日々の苦労と努力を強く感じました。

帰宅後Link Englishを早速試してみました。少しずつではありますが努力を積み重ねてゆき、ゆくゆくは大学入試にも通用する英語力を身につけたいと思いました。また次回から始まる英語サロンにも活かすことが出来ると良いと思います。

話は変わりますが、夏期休暇期間中に科学オリンピックに出展する作品の研究を進めます。テーマは長年研究している太陽光発電です。過去の研究では実際に大きなパネルを使い、多結晶、単結晶、薄膜の3種類の発電量を比較したり、 経年変化を調べてきました。今年はさらに発展した研究に挑戦したいと考えています。

投稿者:仙台白百合学園高等学校

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