wo橘高校2年の横山史佳です。シルバーウィークを利用して、前回失敗してしまった酵母の観察に再挑戦しました。
以前立てた実験計画をもとに進めました。前回と同様の手順で酵母液を作ったので、今回は、成功したことがわかる部分だけ簡単に説明し、元種づくりと、パンの作成過程について詳しく説明します。
ビン① リンゴ
ビン② リンゴ(はちみつなし)
ビン③ ブドウ
ビン④ オレンジ・どのビンも順調に進みました。泡の発生が衰えた様子があった日は砂糖を追加しました。すると、次の日には、泡が大量に発生し、ビンを開けた時に空気が抜ける音や、アルコール臭も強くなりました。
・ビン②には一切糖分を加えずに観察していったところ、下の写真のように明らかな差が出ました。ビン②はアルコール発酵が進んでいないようです。
・下の写真は開始から8日目の様子です。前回とは違い、大きな泡が発生し、アルコール臭も強く、蓋を開けた時に抜ける空気が手に当たるほどでした。
・最終的に最もアルコール発酵が進んだのは、ビン④のオレンジ酵母液でした。
ビン④
気温 26.2℃
湿度 50%
≪元種づくり≫酵母液 65cc
ビンに入れ、よく混ぜて、4時間静置する。1.5倍に膨らみました。(1日目)
この後、半日冷蔵庫に入れました。
そして、全粒粉60g、水50gをたし、かき混ぜて静置しました。同じ作業を、3日間繰り返しました。
3日目のかけつぎをし、発酵終了後の様子です。2倍近くまで膨らんでいます。
十分に酵母が増え、安定したアルコール発酵を行っているようです。
この元種を使ってパン作りをしたので、その様子を後日更新します。
投稿者:福島県立橘高等学校