宮城県仙台第三高等学校 2年 岩間公希です。本日から学校推薦枠で養成講座に参加します。
昨年度は自己推薦枠で1年間お世話になりました。今年は、自分の部活で行っている研究について昨年度の経験を踏まえつつ高度な無いように仕上げたいと思い、この学校推薦枠に応募しました。第1回目&開講式ということでこれからお世話になるメンター学生の方と打ち合わせを行いました。私は「コンクリートの再固化技術の開発・捨てられるがれきに新たな命を」というテーマのもと個人で研究をしています。この内容についてはのちのち紹介したいと思います。
さて、私の研究には2人のメンターさんが担当してくださるようです。1人は科学者の卵養成講座のOBの方。もう2人は本日いらっしゃらないということでまた別日程で顔合わせをすることになっています。年齢も近いということもあり初めての顔合わせでしたが自分の研究の悩みに対して熱心に聞いて頂いてとても心強く思っております。また、科学者の卵養成講座から実験器具あるいは材料の補助を必要に応じてしてもらえることもあり、手厚いサポート体制があることを知りました。大学の科研費システムもですが、研究資金が無いとなかなか思うような実験はできません。
高校生の場合だと代用品あるいは別な方法で実験をしたら?とやりたい実験が出来ないという環境があり試行錯誤の末、代用品で実験したもののほとんど成果の出ない実験となったことが多々ありました。しかし、今後は、科学者の卵養成講座の研究サポートを存分に活用して参加していないほかの生徒よりも高度な研究成果を出したいと思っています。
[誤解を防ぐために...]とはいっても、大学だから何でもやってくれるということではありません。今日の説明会でも話がありましたがある研究室の機材を貸してほしいと言われても交代で使っている装置やあまりにも高額すぎる機材は貸与あるいは購入はできません。今後、学校推薦等を考えている人は注意が必要です。
早速、今日からメンター学生の方に先行研究の事でお世話になっています。自分でやれるところはもちろん自分で。助けを求める部分は的確に示して効率よく適正に研究を進めたいと思います。
岩間公希
投稿者:宮城県仙台第三高等学校