東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業))

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

平成30年度 活動ブログ

平成30年度 活動ブログ養成講座の活動を記録しています

2018.08.03

「AIとIoTが拓く未来の暮らし」を聴講して

こんにちは。東北学院高等学校の朝野徳(あさのなる)です。今回の科学者の卵養成講座では、4名の講師の先生方の講演と総合討論を聴講しました。

今回のシンポジウムでは、様々な世界で応用されるAI・IoT技術についての、興味深い講演を聴講することができました。

私が特に興味を持った講演は「東北メディカル・メガバンク計画の目標と進捗状況 世界最先端のバイオバンクの構築を目指して」の講演です。東北メディカル・メガバンク機構では、地域住民コホート調査と三世代コホート調査の2種類の調査を行っているのですが、この2種類の調査には明らかな違いがあるという話を聞きました。それは、調査を行う場所が違うということです。地域住民コホート調査は、宮城県内7箇所にある地域支援センターで、三世代コホート調査は、産院にて調査するというものです。いずれも調査票記入と血液検査などにより行われるものです。このような調査により、ゲノムの解析を行い、体質や生活習慣と将来発症する病気との関連性が分かります。私は、このことによって、一人でも多くの人が病気を予防できれば良いと思います。一人ひとりの体について、遺伝子レベルから調べて、病気を予防できればこれほど良いことはないと考えています。また、東北大学には、生体試料や健康情報、遺伝子解析情報を保管するバイオバンクがあります。このバイオバンクにたくさんの情報があることは、病気やその治療法を発見するための大きな役割を果たしていると、私は考えています。例えば、肺がんを引き起こす危険因子を持っている人に禁煙を薦めることなどが、この計画によって、可能になるという点に、私は大変興味を持ちました。

このような技術の発達によってできることは、大変多いと感じました。このような技術とうまく付き合っていく、きちんとした目的を持って技術を使っていくことが、我々にこれから求められると思いました。

最後の総合討論では、京都大学の山極先生が、人間は自分たちの作ったもので地球上を埋め尽くそうとしている、との話を聞いて深く共感しました。私自身、実は学校の英語の授業にて、偶然、山極先生のゴリラについてのインタビュー記事を読んだのですが、そのとき初めて、レアメタルの採掘によって、ゴリラの生息地が破壊されているということを知りました。そのため、この2つの話が頭の中でつながって、より深く理解することができて良かったです。

投稿者:東北学院高等学校

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