こんばんは。盛岡第三高等学校の小川純佳というものです。文章をまとめるのが苦手で今まで書くことを避けていたのですがこのブログを通して苦手を克服出来るよう頑張ります。
さて、8月2日に科学者の卵の2回目として日本学術会議シンポジウムが行われました。個人的には内容が少し難しいと感じたのですが皆さんはどうでしたか?
きっと先生方のお話を聞いて様々な学びを得たり新たな興味を持つきっかけとなったことと思います。私自身は、今回の講演を通して自分の中のAIに対する考え方の視野を広げることができたと感じています。
この講演を受けるまでの私はAIという存在が便利で未来のあるものだと理解しながらもその存在が怖くて仕方ありませんでした。学校で将来仕事のほとんどをAIが行うようになるという話を聞いたり、AIが人間を越したというようなニュースを見るたびに自分の頭の中でAI=恐怖or人間を支配するというイメージが、固まってていたからかもしれません。また、自分自身AIに対する知識があまりなかったことも大きな原因だったかもしれません。だからこそ、AIがどういうものなのか学んでみたら驚きの連続でした。今回は、4つの講演を聞いたのですがその中でも特に驚きが多く印象に残ったのはアイ・ビー・エムからいらっしゃった久世さんのワトソンについてのお話です。まず、ワトソンが取り入れるデータの量に驚きました。そして判断能力にも驚きました。とにかくワトソンに感動しその日から私はワトソンの虜です!!それで、印象に残っているのはワトソンの使われ方です。医療を例にしたもので、どんなに優秀な医者でも新しい知識を覚える時間が充分にないから、そこをワトソンが知識を取り入れ医者をサポートしているということを知り、この人間とAIの連携プレーこそがこれからの将来で重要視されるべきだと感じました。
「 人間は何のために存在しているのか」これを追求することがさらにより良い社会を形成する為に必要となってくると思います。私はこの疑問に対して今考えていることは、人間は人間同士でコミュニケーションを取るために存在しているということです。AIには存在しない個性、無限に広がる想像力を一人ひとりが持っています。だからこそ人間同士で会話をすることは、私たちの強みであると思います。それが今はどうでしょうか。
スマホなど登場により分からないことがあったらすぐに調べることが出来るため自分自身で想像力を働かせ考える機会が減り人間とではなく画面と会話する人が多く見られるようになったと私は思います。だから、先生方がおしゃっていたように光の影に注目し改善策を、見つけることは本当に大切だと感じます。
最後になりますが私はこれからAIと共に人間が生きていく上で人類の発展の為だけにAIを活用するのではなく、人類の発展によって生まれた環境問題を緩和していく為の人間の手助けとしてAIが、活用されるようになればいいなと感じました。他人事で済ませるのではなくこれからAIについてもさらに知識を深め将来の自分にできることを増やせるよう頑張ります。
文章がうまくまとめることができずこんなに長々となってしまいました。最後まで読んで下さった方ありがとうございます。
投稿者:岩手県立盛岡第三高等学校