こんにちは。福島県立会津高等学校の阿部莉子です。8月5日に開催された日英高校生サイエンスワークショップからブログがかけないまま10日以上経ってしまいましたが、このまま書かないのも嫌なので、書かせていただこうと思います。
今回たくさんの研究発表を聞いて、自分と同年代の方々が、自分では気づかなかったり考えつかなかったりするようなことまで研究なさっていたことに、単純にすごいなと思いました。また、日本の高校生には福島県の高校生が多く、自分も参加したかったなと少し悔しくも思いました。
私が1番印象に残ったのは、放射性同位体の測定の研究発表です。レポートにも書かせていただきましたが、私が3月にアメリカ研修でボストンに行き、福島県についてのプレゼンテーションをしたとき、放射線についてもプレゼンテーションをしました。それについての質問で、「今福島に人は住めるのか」というものがありました。この質問を受けたとき、福島の現状についてこれほどまでに知られていないのかと驚くと同時に、福島について正しい情報をひろめていかなければならないと思いました。だから、この研究発表を聞いて、高校生でも科学的根拠に基づいて福島が安全だということを世界に発信できると自信が持てました。また、この研究はまだ根強く残っている農産物への風評被害に対しても効果があると思いました。ぜひ、このまま研究、発表を続けて福島の復興の手助けをしていただきたいと思います。私も何らかの形で復興の役に経ちたいと思います。
短くなってしまいましたが、今回はこれで終わろうと思います。このワークショップでは、自分の研究意欲を向上させることができました。これからも科学者の卵の講義に参加したり、科学に関する書籍を読んだりして、科学者としての視点を養いながら自分が心から研究したいものを見つけていこうと思います。
投稿者:福島県立会津高等学校