こんにちは。福島県立会津高等学校の阿部莉子です。
大分遅くなりましたが、8月2日の「AIとIoTが拓く未来の暮らしー情報化社会の光と影」についてのブログを書かせていただきます。
前半に、丸山宏さんの「深層学習とその意味するもの」、久世和資さんの「AIから量子コンピュータまで先進技術による社会の変革」という講演で、AIについての基本知識やどのように社会で活用されているのかを大まかに知ることができました。丸山宏さんの講演では、研究者、メーカー、一般人、マスコミで、AIに対する見方や認識に大きな違いがあるということが印象的でした。私は今までAIのことをよく調べもせずに、「便利だけどどこか危険な側面があるもの」という偏った見方をもっていました。これから世界ではますますAIがたくさんの場面で利用されるので、よく調べ、正しい見方を持ちたいと思います。久世和資さんの講演では、AIが自分が思っていた以上に、多くの場面で使われていること、学習能力の高さや早さに驚かされました。最後にはAIの今後の課題を挙げていて、今後の発達に多いに興味を持ちました。
後半には、堀田龍也さんの「AI/IoT時代の学校教育のあり方」、山本雅之さんの「東北メディカル・メガバンク計画の目標と進捗状況 世界最先端のバイオバンクの構築を目指して」という講演で、実際の現場でAIは具体的にどう活用されているのかを知ることができました。堀田龍也さんの講演では、日本は海外の学校と比べコンピュータを使用している学校がとても少ないということを改めて実感し、早く全国のたくさんの学校で取り入れるべきだと思いました。今後世界はグローバル化が進んでいくので、日本人が海外の方に引けをとらないようになりたいと思いました。山本雅之さんの講演では、医療分野の最先端のことを知ることができました。ゲノムを集めて調査したデータはまだ普及されていないとおっしゃっていましたが、この研究は日本にかぎらず世界でも活躍するものだと思うので、広く普及し、たくさんの人が救われればいいなと思います。
最後には総合討論があり、AIやIoTについての様々な考え方に触れることができました。高度なお話が多かったですが、「将来人間の仕事のほとんどがAIにうばわれてしまう」など、よく聞く話題に対する専門家たちの意見が聞けて、自分は今すごく貴重な機会をいただけているのだと再確認しました。みなさんとても楽しそうにお話されていて、私もこのように1つの事柄について全力で語り合ってみたいと思いました。
今回のシンポジウムでは、AIやIoTについての知識を再確認し、多くの新しい知識を得ることができました。これから自分でもAIやIoTについてよく調べ、自分なりの考えが持てるようになりたいと強く思いました。
投稿者:福島県立会津高等学校