岩手県立花巻北高等学校1年佐久間結菜(さくまゆうな)です。科学者の卵第3回に参加しました。今回は日英サイエンスワークショップ発表会で、英語に満ち溢れた一日になりました。様々な発表があった中で一番印象に残っているのは「Analysis of the difference of speech emotion between English and Japanese」と題された発表でした。普段、日本人同士でも感情の表し方に差があって、また人によって声のトーンやイントネーションも違うが、外国の人とのその差についてデータによって把握することが出来、改めてコミュニケーションの難しさを感じられた。発表では、一人一人の声をレコーディングして調べ、「angry」「joy」「sad」について認識の具合にどう影響して来るかを知ることができました。私は、この3つの感情の他にも、泣き声や笑い声、歌声も表現が違って来るのではないかと考えました。また、イギリス以外の海外の日本との違い、逆に日本に近い感情表現をする国ばどこなのかも知りたいと思いました。これには、文化や生活環境も関わってくるのではないかと思いました。
日本のなまりもこのテーマに関わってくるのではないでしょうか。例えば寒い地方の青森や岩手ではよく口を開けないで話すなまりと言われますが、このことによって関東以南以西の方々には思っていることが伝わらないことが多々あります。また、同じ言葉でもその地方によって嬉しい時に使うか、逆に怒っている時に使うかが違えば意思の疎通が滞ります。よって、日本国内のみでも感情認知に違いが生じるため、海外との間において違いが生じるのは当たり前でしょう。それをみんなが分かった上でコミュニケーションを取ることにより、小さなトラブルを抑え、平和につながると考えます。また泣き声や笑い声、歌声の違いを調べることによって、その土地に住む人々の気持ち、よく感じる音を調べることにも繋がっていくと思いました。そして新しい研究にも繋げられます。文化によってや生活環境によって、また骨格によって先天的に異なっていることが考えられると思ったので、例えばアジアの間で似ているのかなどを知りたいと思った。私の考えではこれらのどれでも感情表現が変わってくるのではないだろうかと考えています。
投稿者:岩手県立花巻北高等学校