こんにちは。福島県立会津高等学校の阿部莉子です。
昨日、3月9日は科学者の卵養成講座最後の講義、研究発表会でしたね!私は、発表を聴講するだけでなく、研究発展コースの受講生として、発表もさせていただきました。
口頭発表では・・・かみまくりました。緊張はしないタイプなので、単に練習不足です。唯一自分を褒めるとしたら、原稿なしで発表できたことですね。やったあ。
ポスター発表では、原稿を見ながらお話しさせていただきました。その分かまなかったのですが、やはり私個人的には原稿を見ずに発表するほうが気持ちいいです。私たちの発表を聞きに来てくださった皆さん、ありがとうございました!皆さんやはり放射線についての知識をかなりもっていらっしゃって、質問が高度で、お答えしながら私も考えさせられました。お褒めいただいたり、アドバイスもいただいたりして、今後行うであろう研究の励みや参考になりました。
発表についての反省は、一週間後に学校で発表させていただく機会があるので、そこで活かそうと思います。またその三日後にも地域の施設で発表するので、その際にはもっと成長していたいです。(ちなみに発表する内容の一つは「モンスターボールは作れるか」です。タイトルとは裏腹に専門用語盛りだくさんです・・・)
ここで余談ですが、私は福島第一原発がある大熊町の元町民です。私の父は原発で働いています。(といっても半年に一回位しか会わないし仕事内容は全く知りません笑)もちろん震災当時は放射線について何も知らなかったし、研究発展コースに参加する前も、物理に関する研究がしたいと思っていただけでした。でも気づいたら放射線の研究をしていました。何かの縁でしょうか。父と同じ血が流れているからでしょうか。何にせよ、自分が住んでいた地域に貢献できる研究ができたことを嬉しく、誇りに思います。
他の発表された方の発表やポスターも拝見させていただきました。自分では考えつかないようなことがたくさん見ることができ、また視野を広げられた気がします。たくさん実験を行われていたり、発表を工夫されたりしていて、とても楽しく思いました。ありがとうございました!
最後になりますが、同じ受講生の皆さん、東北大学の先生方、先輩方、研究をされている外部の方など、多くの方々のおかげで、私は成長することができました。このような素晴らしい機会をいただくことができ、本当に感謝しております。いつか、卵からひよこ、さらには鶏にまで成長した姿をお見せできれば幸いですし、一緒に受講した皆さんのそのような姿も拝見できたらうれしいです。
それではまた!
投稿者:福島県立会津高等学校