皆さんこんにちは。八戸聖ウルスラ学院高校の西川大輝です。ブログを書こうと思いつつ、気付いたら一週間経ってしまいました。最近時間が経つのがはやく感じます。年を重ねるほど、時間の経過は早く感じられるそうです。もうこれ以上年を取りたくないです。
今回の講義ではzoomを使用しました。私は今までアナログな世界を歩いてきた人間なので、gmailを使うのも初めてでした。そのため、なんだかよくわからぬまま、マニュアルに従ってGoogleアカウント作り、メールを打ちました。ようやく、デジタルの世界に足を踏み入れることができたと思います。便利な時代になったものです。私は今「便利な」と言いましたが、むしろ、「必要不可欠な」というべきかもしれません。オンライン講義を通して、電子メール等の使い方も学んでいきたいです。
そんな話はさておき、今回の講座のタイトルは「DNAと遺伝子組み換え植物」でした。私は生物学が好きで、選択科目に生物を選択しているのですが、ちょうど授業で遺伝子組み換えについて習ったばかりでした。だから私はこのタイトルを見て大興奮しました。新しいことを知るのも楽しいですが、ちょっとでも知っていることが出てくると、うれしくなりますよね?しかし、習ったといっても、どういう生物がどのように行っているのかといった具体的なことは習っていなかったので、今回の講義は非常に勉強になりました。アグロバクテリウムは、自身の持つ環状DNAを植物の細胞に入れて、自分の生存に必要なものを供給させます。私が興奮したのは、植物に入れるTi-プラスミドについてです。Ti-プラスミドが植物の遺伝子に入ると、発現してオーキシンとサイトカイニンを生成させます。こうして植物に腫瘍を作らせるのですが、この方法は人間が植物を遺伝子組み換えするために、カルスを作る方法と同じではないでしょうか。細菌が人間と同じ方法で遺伝子を組み替えるとは、細菌は賢いと思いました。そもそも、細菌が遺伝子を組み替えているといること自体が驚きでした。私が「遺伝子組み換え」と聞いて頭に思い浮かべたものは、例えば、特定の病気にかかりにくくしたり、実りを良くしたりといった農業への応用だけでした。まさか遺伝子組み換えを用いて植物に薬剤を生成させるとは思いもしませんでした。さらに講義の中で、安価である、タンパク質だから分解されやすい、食料となる植物から作れば安全といった植物の遺伝子組み換えを用いるメリットがあると知り、驚きました。ただ、生成したい物質がタンパク質でなかったら、生成は難しそうだと思いました。
私は以前からもっと科学に触れたいと漠然と考えていたので、このような機会を頂くことができて本当にありがたいと思っています。もっともっと知識を深め、考える一年にしたいと思っています!
投稿者:八戸聖ウルスラ学院高等学校