こんにちは。埼玉県立伊奈学園総合高等学校の石井菜穂です。
タイトルですが、私が、将来いったいどの大学のどの学部に進学しているのか、すなわちどんな"卵"になるのかということを考えてつけました!まずは卵になれるよう勉強に励みます!!
私の学校のことを知らない人がほとんどだと思うので少しだけお話をさせてください。私の学校は生徒数が多く、中高合わせて約2640人が在籍しています。総合選択制といって、比較的自由に授業を選択することができ、学系も人文、理数、語学、生活科学、情報経営、芸術など多岐に渡り、総合大学のように、明確な志を持った個性豊かな生徒が沢山います。そのような環境下で、自分は一体将来何がしたいのだろうと考える機会が増え、まだ明確な答えを出せずにいます。私はもともと文系で、理系を選択すると踏み切ったのは、中3の1月です。それまでは理数系科目は苦手でした。(今も苦手を克服できたわけではありませんが...)それでも理数系として続けてこれたのは、その面白さに気づくことができたからでした。
高校に入学して生物に興味を持ち始めた私にとって、第一回の講義「DNAと遺伝子組み換え植物」はとても興味深いものでした。(ここでようやく本題ですね...) 突然変異体を使って遺伝子の働きを調べる方法や、アグロバクテリウムという細菌を利用して遺伝子組み換えイネを作る方法、抗生物質の使用過多による多剤耐性菌の出現と、それによる畜産業の崩壊を防ぐための抗菌タンパク質の生成方法についてご講義いただきました。多剤耐性菌については学校の保健の授業にも絡んでいて、薬剤耐性菌の出現による感染の拡大が懸念されていることを考えると、人間への応用も考えていかなくてはならないと感じじました。
講義を踏まえて自分なりに調べ学習を進めていくにあたり、遺伝子組み換え植物やゲノム編集された作物の安全性を証明したいと思うようになりました。現在はそれらの安全性を疑問視する声が多く、いくら実用的な作物の開発が成功しても、社会には受け入れてもらえないでしょう。でも、安全性さえ証明できれば今後加速する食糧危機を打開する手段にもなりうると私は考えます。もちろん、遺伝子を操るわけですから、生物への影響は未知数で、証明は難しいでしょう。それでも、伊藤先生の講義を受けて、自分も将来、難しい研究にも挑戦していきたいと思うようになりました。
講義の内容というより、自分の考えを長々と書いてしまいました...。でも、「講義を通して、やりたいことを見つけられた」ということが伝われば幸いです。周りのレベルの高さに圧倒されてばかりで、科学系の部活ではなく、(水泳部なのですが、同じ方いませんか⁉︎)知識が乏しい私ですが、伸びしろガールだと前向きに捉えて、このプロジェクトを通して進路や将来の夢を模索し、科学者の卵への道を一歩ずつ歩んでいけたらなと思います。まとまりの無い文章ですが、ブログを更新するするにつれ成長できるように頑張ります。最後まで読んでくださりありがとうございました。
投稿者:埼玉県立伊奈学園総合高等学校