皆さん、こんにちは!岩手県立花巻北高等学校2年の高橋柊里と申します。
考査に追われつつ日々を過ごしていましたら、第一回目講義から一週間以上が経過していました...高校入学後、時間が光の如く過ぎ去っていきます。調べてみると、体感時間は年齢や感情によって左右されるそうですよ。(最近知りました...)私の通う高校は、1・2年生はグループを組んで探究活動をする時間が設けられています。3年生になると自分の進路に活かせる探究活動をしていきます。今回の講義とは何ら関係もありませんが、ここでは自分自身が興味のあることを中心に研究をしています。
第一回目講義のタイトルは、「DNAと遺伝子組み換え植物」でした。生物を選択している私は、ついこの間、DNAについて学んだばかりで、どこまで理解できるか不安でしたが、充実した講義を受けることが出来ました。事前に見た動画の中にあった「おコメちゃん」。とても気になっていましたが、更にテーマ曲があることにも驚きました。かわいい!!
今回は、DNAの塩基配列の解明=暗号の解読であって、突然変異体はそれについて鍵となるものであること、アグロバクテリウムを利用した抗生物質に変わる抗菌タンパク質の生産などについて学びました。まず、自然界で自身の体内で遺伝子組換えをする生物が生存していることに驚きました。皆さんがよく食べる焼きいも。サツマイモも自分自身で遺伝子組換えをしているそうです。「遺伝子組換え」と聞くと、少し抵抗を抱きませんか?以外にも、遺伝子組換え植物というのは私たちと密接な関係にあるのかもしれません。また、人間はデメリットの方に目が行きがちですが、メリットもちゃんとあります。植物中の「光合成タンパク質」と「抗菌タンパク質」の生産量は暗所で栽培すると後者の方が増加するそうです。また、電気料などのコストを抑えられます。これって良いこと尽くしだと思いませんか?
現在、家畜には「抗生物質」を投与し、体内の細菌を殺したり、その生育を止めたりしています。しかし、間違った使用方法をだと薬剤耐性菌が発現し、その肉を食べた人が「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌」で死亡する例があるそうです。黄色ブドウ球菌は、人間と共に生活しています。手のひらなどにいつもいるそうで、そのような身近な菌類で命を落としてしまうことはとても恐ろしいと思いました。
ZOOMで講義を受けましたが質問timeになったとたんの、受講生の皆さんのすさまじい意欲に圧倒されかけました。私は、意思伝達が非常に苦手で、正直、今回のプログラムに合格できるような自信は無かったです。自己推薦書類も「これでいいのか⁈」と何度も思い返しながら、書いていました。しかし、合格したからには自分の殻を破れるように積極的に講義に参加していきたいと心底思っています。本当に骨が砕けてしまっては元も子もないのですが、粉骨砕身の思いでこの約半年間を乗り切りたいです。
新型コロナウィルスの影響で、オンライン講座になったのは残念ですが、このようなチャンスを頂けたことに感謝しております。開講式での素晴らしい先輩方の言葉を聞き、より一層参加できたことの価値を考えることが出来たと思います。
勝手ながら、今の私は細胞分裂準備期であると思っています。これから様々な分野の講義を受け、自分の視野を広げていき、分裂期に入れたら嬉しいです。
最後になりますが、主催者の方々や講義をしてくださる先生方、メンターの皆様などの沢山のサポートに本当に感謝申し上げます。そして、全国の受講生の皆さん、これから約半年間、宜しくお願い致します。
拙い文章ですが、読んでくださった皆さん、ありがとうございました。次回も、宜しくお願い致します。
投稿者:岩手県立花巻北高等学校