こんにちは。一関第一高等学校の石川由梨乃です。ブログを書くのは初めてで、どんな内容を書けばよいのか分からず、気付けば日付が変わっていました。楽しみながら書かせていただきます。1年間どうぞよろしくお願いします!
まずは簡単に自己紹介をさせてください。現在高校2年生で電車で通学しています。中高一貫校で中学生の時から電車通学で今年で5年目です。(時の流れは早すぎますね。)個性豊かな生徒達や先生方がたくさんいて、日々充実した(?)学校生活を送っています。
さて、今日は開講式と講義が行われました。開講式では1年間を通して卵の殻を破り、将来この養成講座で培ったものを活かせるようにというお話がありました。将来となると、大学入学後とか、はたまた10年後とか色々考えてしまいます。きっと何年経ってもこの経験は役に立つことと思います。長いようで短い1年間という期間にはなりますが、最先端のことを学んで、自分自身のスキルを高めていけたらと思います。OB・OGの方々からも熱い応援のメッセージをいただき、絶対に妥協しない!諦めない!という気持ちが湧いてきました。今現在行なっている研究内容を聞くことができ、この講座を受けたから今があるということが分かりました。努力の成果が実っていて、自分も頑張らなきゃという意欲が増してきました。また、開講式の際にとある事件が起きてしまい...念の為ここまでにしておきます。
第1回目の講義は「DNAと遺伝子組換え植物」というテーマでした。遺伝子組換えというワードを聞くと、マイナスなイメージを持ってしまう人がいると思います。しかしながら、遺伝子組換えによって未知なるものの発見をたくさんすることができ、社会の貢献へと繋がっているのです。私はこの講義を受講する前までは皆さんと同じであろう、マイナスなイメージを持っていました。しかし、この講義を担当なさった渡辺先生のお話を聞いて、身近なところでも遺伝子組換えが起きていることが分かって実はかなり良いことなんだと思いました。講義の中で1番興味を持ったのは稲わらの糖化性の向上についてです。糖化することで糖が発酵・重合されて燃料や有用物質を生成することができます。エコで地球環境に良い影響をもたらすことができて素晴らしいと思いました。他にも、現在問題になっている家畜の病気の治療で抗生物質の大量に使用されていることについてのお話も聞くことができました。大量に使用することでMRSAが出現して社会的に大きな影響をもたらすということでした。そこで新たな家畜治療法が必要とされて本来は抗菌タンパク質を使うのが良いものの、高価格の為に使うのが難しいという問題に直面してしまいます。そこで植物を用いてそのタンパク質を生産して低コストでかつ安全に供給できるようになるという結果になったということです。タンパク質を生産する時に、抗菌作用が出やすいようにする為にあえて暗所でその植物を生産するということを聞き、育てる環境下などかなり深く考えていて驚きました。
無事に講義が終わり良かったです。何よりも楽しく学ぶことができたのがとても嬉しかったです。コロナの感染拡大が抑制されて対面で講義を受講できる日を心待ちにしています!折角の機会を無駄にすることの無いよう、出会った仲間と切磋琢磨して3月には卵から孵化してひよことなれるように日々努力を積み重ねていきたいと思います。改めて1年間よろしくお願いします!
投稿者:岩手県立一関第一高等学校