こんにちは。仙台育英学園高等学校2年のやました美玲です。
今回は、科学者の卵養成講座第4回目!
二つの講義と発表会がありました。
一つ目の講義は、滝澤先生の「化学反応の場を知る~マテリアル・デザインと新物質探索~」という講義でした。
内容としては、「元素の組み合わせを選んで、新しい機能を持った物質を設計し、作る」というものだったのですが、個人的には今までの講義の中で一番難しく感じました...。「元素の組み合わせを選んで」といっても、ただ適当に選べばいいわけではなく、電気陰性度の小さな組み合わせにするなどいろいろな事を考えなければいけません。さらに、「新しい機能を持った物質を設計」することが出来ても、必ず作れるわけではないのです。元素AとBを組み合わせたら、Cが必ずできるというように、ルールによって決まってしまうものがあるからです。しかし、この化学反応の場において、「マイクロ波」を使うと、この問題が解決されます。つまり、元素AとBを組み合わせたら、XやY、Zができるようになるということです。このようにマイクロ波を使って新物質を作り出すことを学びました。
二つ目の講義は、堀井先生の「21世紀のがん医療~precision Medicine~」という講義でした。
今回の講義は、題名からもわかる通り、がんのことについて勉強しました。がんについて詳しく学ぶ前に言葉の意味について教わったのですが、実は「がん」と「ガン」と「癌」では大きく意味が異なるそうです。書き方が違うだけでこんなにも意味が変わってくるのかと驚きました。本講義では、がんのこと以外に新型コロナウイルスのことについても学びました。新型コロナウイルスの感染対策を主に学びましたが、科学的根拠をもって、科学者に言われると、その通りにしようという気にすごくなりました。
最後は、発表会がありました。前回の講義から一か月間ほどかけてグループごとで準備してきたものを発表しました。
最後にはみんなで投票をして、一位から三位までの順位が発表されましたが、どのグループも非常にレベルの高い発表でした。
わたしは、発表者として、発表を行いましたが、Zoom越しでもとても緊張しました...。対面で大勢の人の前に立ってしゃべっていたらどうなってしまっていたんだろうと思います(笑)緊張はしましたが、とても良い経験になりました。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
投稿者:仙台育英学園高等学校