山形県立米沢興譲館高校の新野暖仁です。ブログを書くのが都合が悪くて遅くなりました。
第3回目の講義は大関先生による「量子アニーリングと未来の情報科学」と中山先生による「エンザイムハンター〜暮らしの役に立つ酵素を見つけ出し、利用する〜」でした。
まず、大関先生の講義では講義名から聞いたこともないような名前が出てきてすごく不安でしたが、受けてみるととても面白かったです。また、大関先生の講義は今まで受けてきた講義とは全く別物で新鮮でとても聴きやすく面白い講義でした。講義の中で出てきた組み合わせ最適化問題についてはとても興味深く、たくさんの場面で使うことができるなと感じました。「数学+理科=新しい問題解決策を生み出す」はすごく納得する物でした。今まで数学と理科は似ている部分はあるなと感じていましたが、数学と理科を組み合わせて新しい解決策を生むということは考えたこともなかったのでとてもいいこと聞けて視野も広がりました。また、関数というものは自分たちの生活に深く関わっているんだなと気づかされました。
次に中山先生の講義では酵素についてでした。僕たちの身の回りにはたくさん酵素を利用した製品があります。また酵素は身の回りだけでなく私たちの体の中にもある大事な物質です。今回の講義では花のいろを酵素を使って変えるという実験の説明でした。アントシアニンの修飾基のOHが多ければ多いほど青みを増すということに驚きました。また、黄色の花にするにはカルコン修飾酵素とオーロン合成酵素と酵素3という3つの酵素が必要でその3つの酵素を加えることで黄色の花を作ることができることはとても面白く、興味深かったです。
最後にミニ講義についてはnatureの記事を見て話し合いプレゼンの資料を組み立て発表の準備をしました。中々自分の意見を出せず黙ってしまったのがすごく悔しかったのでまたこういう機会があれば次は自分の意見を積極的に出してチームのために何か残せるよう頑張りたいと思いました。発表は来週なのでもう直ぐですが何か結果が出て欲しいと思います。ブロガうを最後まで読んでいただきありがとうございました。
投稿者:山形県立米沢興譲館高等学校